1. とうし科!!のホーム
  2. 3分で分かる!チャート攻略
  3. 世界の為替相場における暴落の歴史

世界の為替相場における暴落の歴史

世界の為替相場における暴落の歴史

相場をコントロールすることは誰にもできない…。

例え、「国」という大きなプレイヤーであっても、相場には予測不可能なことが起きるものです。過去の歴史を振り返ってみると、実際にさまざまな金融危機が起こっています。私たちがいつ金融危機が起きるのかを予測することは難しいですが、これまでに起こった歴史を知っておくことで、今後のトレードの構え方は変わってくるかもしれません。

今回は、「金融危機とはなにか」ということから、過去、世界で起きた金融危機や事件をご紹介していきます。ひとえに暴落といっても、実際どのようなことが起きていたのかを想像するのは難しいことかと思いますが、この機会に少しでも知っていただけたらと思います!!!

投資は必ずリスクが伴うものです。「私は絶対大丈夫」、「そんなことはありえない」と考えるのではなく、「明日は我が身」と考えて勉強していきましょう。

世界金融危機について

サブプライムローン

銀行などの業者による資金の貸し借りなど、金融に関することがきっかけとなる経済危機のことを、金融危機といいます。

まずは、アメリカで発生した金融危機について説明しますね(^^)

サブプライムローン問題

世界金融危機の引き金となったのが、アメリカの「サブプライムローン問題」です。アメリカの政府は景気をよくするために、国民に住宅を買うことを勧めました。そこでは、1990年代の半ばから所得が低い人や借金を返さなかったことがある人でも、お金を借りられるという仕組みとして出回ったのです。この仕組みのことを「サブプライムローン」といいます!

「サブプライムローン」はアメリカのローンの一種で、ローンの返済を受ける権利を証券にして、商品として売り買い出来るという特徴がありました。そのため、1990年代からこの証券を売買することでお金儲けをしようとする投資家が増え、世界中から資金が流れこみました。

このローンによってお金を借りた人は、年10%以上の高い利子を支払うという取り決めがあり、金融機関は「返済を受け取る権利」を、ほかに売り飛ばしてしまうことが出来ました。サブプライムローンは、金融機関にとっては儲けが大きく、焦げ付きのリスクも回避できる、うまい仕組みだったため、サブプライムローンで家を買う人がどんどん増えてしまったのです…。

2006年の末までに、サブプライムローンで貸し出されたお金の総額は、およそ1.4兆ドル(約140兆円)と想像もできないくらいの額でした。アメリカで住宅ブームが起こり、家の値段は2000年から2006年までに約2倍上がったようですが、2006年の後半に一転して、バブルが崩壊。サブプライムローンを貸した金融機関は大量の負債債権と値下がりした住宅が残り、体力をなくし倒産していきました。

このサブプライムローンは、起こるべくして起きたと考えられています。

サブプライムローン

このサブプライムローン問題はアメリカのものだけと思うかもしれませんが、日本にも影響がありました。というのも、日本はアメリカに車や電気製品を多く輸出して成長してきたということもあり、アメリカが日本製品を買わなくなってしまうと、日本の景気は後退してしまいます。アメリカがサブプライムローン問題に見舞われたことにより、アメリカが日本製品を買わなくなってしまったため、日本の自動車会社や電機会社が大きく影響を受けたといわれています。

為替相場とは、世界中で起こる金融危機が影響し合って形成されていきます。ゆえに、世界の動きや政情を知っておくことが、FXでトレードをしていくうえで大切なのです。世界の動きや政情を我々トレーダーがどうやって知るのかということですが、一般的には経済指標や要人発言が代表的なものですので、まずはそこをチェックする習慣をつけてみましょう。

それでは、次はそれぞれの時代でどのような金融危機が起こったのかを紹介していきます。

2015年ドル円の大変動

2015年8月24日、FXの世界で長く語り継がれるであろう、ドル円の大変動が発生しました。ユーロドルなど、他の通貨ペアも大きく動いたようですが、日本で多くのFX投資家が参加していると考えられるドル円の大暴落は、大きな衝撃をもって受け止められました。

チャイナショック

この暴落は何か明確な引き金があったと断言することは難しいと言われています。リーマンショックギリシャショックなど、大きな変動が起きる際には必ず引き金となる出来事があるのですが、今回の暴落は「中国株の下落」が理由として浮上しているものの、中国株の下落自体は目新しい事ではないとされていたため、これだけを原因とするのは無理があると考えられていました。

そのため、これほどの暴落の予想は多くのトレーダーが不可能だと口にしています。ただ、この前後の相場を見ても、買いを入れるトレーダーは少なかったと予測できることから、巻き込まれたとしても、大きな損失を出すことは少ないと考えるトレーダーが多いようです。

相場なので必ずとは言えませんが、仮にこのような状況になった場合、大きな損失を出さないための分析力を身につけていくことが大切ですね。

2008年9月 リーマンショック

リーマンショックの主な流れとしては、下記のようなもので、世界をも巻き込む大不況へと発展してしまいました。

リーマンショック

*アメリカの低金利政策

低金利政策というのは、中央銀行と一般銀行の間の金利を下げるということです。中央銀行は一般銀行にお金を貸し、一般銀行は会社や個人にお金を貸します。貸したお金に何%か利息をつけて、返してもらうことで稼いでいます。

中央銀行が一般銀行に貸す前に、低金利にすれば、一般銀行はより多くのお金を貸すことができるので、世間のみなさんがお金を使うことができ、縮小していた経済が元気になる。これを低金利政策といいます。低金利が銀行間ではなく一般人にも及ぶようになり、お金をかりても低い金利で借り入れすることが可能になりました。

それにともない不動産の価値や、プッシュアウトで得られるお金も多くなることによって、「景気が良くなる」のです。このループによってアメリカの住宅ローンはバブルが発生しました(^^)

低金利政策

また、上でも説明したサブプライムローンについても、アメリカの住宅バブル発生と相互作用して拡大していきました。しかし、全てがうまくいったかというと異なり、もともと返済能力が無い人に高利な貸し付けを要求することは難しく、多くのところで返済が滞っていきました。
結果として、お金を貸している証券会社は厳しい状況に追い込まれました。お金を返さない代わりに住宅を抑えても、その数があまりにも巨大化すると少しでも売ろうと住宅の価値を下げ始めます。この現象がアメリカ全体で起こったため、景気が悪くなってしまい、住宅の価格が急激に下がり始めたことで皆が損をしてしまう時代へと入っていきました。

お金がなくなれば、もちろんお金を使うことが少なくなるので、このようにして住宅バブルは崩壊していったのです。そして、サブプライムローンを扱っていた米大手証券会社のリーマンブラザーズが倒産してしまい、世界を巻き込む大不況へと変化していきました。

リーマンブラザーズ破錠

リーマンショックを機に、世界的な金融危機へと連鎖し、世界中で株価は暴落しました。為替相場は2007年から円安ドル高のトレンドから円高ドル安に触れていましたが、この時期を境として、明確な円高ドル安のトレンドに転換しました。リーマンショック破綻当時は106円台で推移していたドル円は、2か月弱で約16円も下落し、90円台まで急落しました。

2015年1月 スイスフランショック

SNB(スイス国立銀行)が対ユーロの下限として設定していた「1ユーロ=1.20スイスフラン」の取りやめを行ったことで、スイスフランが急騰しました。このSNBの発表と同時に、ユーロスイス(EUR/CHF)相場は大きく下落(スイスフランが急騰)し、一時約3000pipsもの急落となりました。これにより、一部の投資家は大きな利益を上げましたが、多くの投資家は大きな損失を抱えることとなり、このスイスフランの急騰は「スイスフランショック」と呼ばれています。

そもそもなぜ「ユーロペッグ」と言われる下限を設定する必要があったのでしょうか?スイスフランは、日本円と同じで比較的安全度の高い「リスク回避通貨」として知られています。世界的な金融危機があると、高金利な「リスク通貨」と呼ばれるオーストラリアドルなどが売られリスク回避通貨が買われます。先ほどご紹介した、2008年の「リーマンショック」を発端として、世界は不況が進んでいきました。そして、2010年頃からは「欧州債務危機」と言われるギリシャをはじめとして欧州各国の債務問題が頻繁に話題になってくると、ユーロが大きく売られスイスフランと日本円が買われるようになりました。

結果、2011年、SNB(スイス国立銀行)によってスイスフラン高を抑制しようという無制限介入がはじまったのです。無制限介入というのは、スイスフランの価値が上がりそうになったらスイスフラン紙幣をたくさん刷って、スイスフランの価値を下げることをいいます。SNB(スイス国立銀行)による無制限介入により、数年間は安定した相場が続いていたのですが、ついにSNBは1.20のラインを撤回することを発表し、ユーロスイス相場は大きく崩れることとなりました。

スイスフランショック

*ユーロスイスを使った手法

ユーロスイスは下限が1.20であるという前提で、多くの手法が作られていました。具体的にはユーロスイスが下がったら「買う」、上がったら「売る」を繰り返し、安定した利益が得られるということで、ユーロスイスを使った手法は多くの投資家たちを虜にしていました…。

しかし、下限が1.20であるという前提がなくなってしまったことで、多くの投資家が大損をしてしまうことになったのです。通常であれば、一定の価格を超えると「損切り」しますが、スイスフランショックのときは価格が一気に飛んでしまったため、損切りすら出来ずに多くの損失を出してしまう投資家が続出したということです。

このスイスフランショックは、FX業界に多くの爪痕を残しました。スイスフランショックで多額の借金を被ったことが原因で、FX業者の老舗であったアルパリUKが破綻しました。アルパリUKの破綻に伴って、子会社であるアルパリジャパンでも取引ができなくなりました。

まとめ

今回は、金融危機から世界で起きた為替相場の歴史について、ご紹介していきました(^^)

どんな状況でも相場に絶対はないので、100パーセント金融危機を防ぐということは難しいかもしれません。しかし、今までどのような歴史があったのかとしっかり知ることで、相場への考え方や注意力が増していきます。一見、FXにはこれは稼げそうだなという手法が乱立していますが、相場で勝ち残るのは常に少数派であるということを忘れないようにしてほしいです(^^)

大きな値動きは1年に1回くらい起きるのが相場です。

皆さんも、過去の歴史からしっかり学び、リスク管理の徹底をして、相場に挑んでいきましょう!!

クロスリテイリングでは多くの講師がいますので、
さまざまな考え方を学習することができます。

多くの講師の話を吸収することで、それがあなたの武器となり、
どのチャートパターンでも自身で考え判断できるトレーダーになることができるんですよ。

「継続学習」を忘れず、それぞれのペースで成長して頂ければと思います。

FXの学習を今すぐスタートしたい方はクロスリテイリングで講師を務める、
マックス岩本さんのデイトレマックス無料講座で学んでみてください。

この講座では1日でトレードが完結するデイトレードを基礎から学ぶことができます。
岩本さんの講座は、とにかくわかりやすいと評判で、初心者の方でも、イチから稼げるトレーダーを目指すことができます。

ぜひともこの講座で学び、FXを通じて経済的自由を手に入れましょう!
デイトレMAX無料講座

追伸

この記事はクロスリテイリングで会員さまのサポート業務を行っている、
スタッフNが作成いたしました!
引き続き、あなたのトレードに役立つ情報を発信してまいりますので、ぜひお楽しみに!

KEYWORD

  1. とうし科!!のホーム
  2. 3分で分かる!チャート攻略
  3. 世界の為替相場における暴落の歴史

PAGETOP