今回の3分でわかる!チャート攻略では、トップトレーダーも実践している「通貨の強弱判断を利用した分析手法」についてお伝えしていきます。
FX初心者の方でも、かんたんに真似していただける分析手法なので、ぜひ最後までご覧いただいて、トップトレーダーと同じような利益を稼ぎ出してくださいね。
通貨の強弱感とは
それでは始めに、通貨の強弱とは何なのかについて学んでいきましょう。
通貨の強弱とは端的な言葉で表すと、人気の通貨はどれなのかということです。
人気が高く多くの市場参加者に買われていれば、その通貨は「強い通貨」と判断でき、反対にあまり人気がなくて買われていない通貨は「弱い通貨」と言うことができます。
例えば、USDJPYが上昇している場合、USDのほうがJPYよりも多く買われているという判断ができますので、「USD>JPY」といった構図が成り立ちます。
(左側に表記されている通貨が買われていると相場が上昇します)
こういった具合に、複数の通貨ペアを確認してどの通貨ペアが一番強いのかを判断していくのが、強弱を利用した分析方法です。
実際の分析法
試しに次の3つの通貨ペアを使用して、一番強い通貨はどれなのかを判断していきましょう。
・USDJPYの上昇相場
・GBPJPYの上昇相場
・GBPUSDの下落相場
まずUSDJPYですが、こちらは先ほどもお伝えしたように、上昇相場なので「USD>JPY」の構図になります。
次にGBPJPYの上昇相場です。
GBPJPYが上昇しているということは、GBPがJPYよりも多く買われている、つまりGBPがJPYよりも強いということです。
そのため、構図としては「GBP>JPY」という構図が成り立ちます。
ここまでで2つの通貨ペアを比較しましたが、JPYが他の2つの通貨に比べると弱いということがわかりますね。
それでは最後に、GBPUSDを見てみましょう。
GBPUSDですが、下落しているということは、「GBPUSD」の右側の通貨が多く買われているということ。
つまりGBPよりもUSDが多く買われているということです。
ですので、構図としては「GBP<USD」のようになります。
以上のことから、1番強い通貨は「USD」、1番弱い通貨は「JPY」、「GBP」は真ん中ということがわかりましたので、USDJPYの上昇相場で買いエントリーをしていくと、より安定的にトレードしていけるということがわかります。
以上が、通貨の強弱感を利用した分析手法です。
さらに確実性を求める場合
前項では3つの通貨ペアを見て、より確実性の高い相場を判断していきましたが、実際に取引を行う際は、もう少し多くの通貨ペアを見ていく必要があります。
下記の例をご覧ください。
・USDJPYの上昇相場
・EURGBPの下落相場
・AUDNZDの下落相場
このような条件があったときに、はじめに各通貨ペアの強い方、弱い方を抜き出します。
説明は省略させていただきますが、抜き出しが終わると下記のようになりますね、
ここまで作業が進んだら、次に強い通貨同士、弱い通貨同士をかけ合わせて確認していきます。
すると強い通貨は、「GBPUSD」、「NZDUSD」、「GBPNZD」、弱い通貨は、「EURJPY」、「EURAUD」、「AUDJPY」といった通貨ペアの組み合わせができますので、これらひとつひとつを確認していき、一番強い通貨と一番弱い通貨を確認します。
上記の作業を行うことで、6つの通貨の中で一番方向性が見えやすい通貨ペアを選択していくことが出来ますので、前項でお伝えした3つの通貨ペアのときよりも、より安定的なトレードをしていくことが出来ます。
判断材料は多いほうが確実性は増しますので、今回の記事をご覧いただいた後にぜひ実践してみてくださいね。
注意点
さて、ここまで強弱判断の方法とメリットについてお伝えしてきましたが、最後に1点気をつけてほしいことをお伝えします。
それは、短い足で分析を行わないようにしてほしいということです。
例えば、今までの作業を15分足でやっていたとします。
15分足は中期的な時間足です。たとえ15分足で上昇していたとしても、4時間足で見たときには下落相場だった、などということはよくあります。
FXでは大きな流れに沿ってトレードすることが大前提なので、ただ強弱の判断だけを根拠にトレードしてしまうと、大きな流れに逆行してトレードしてしまうことがあります。
4時間足や日足など、長期的な時間足で強弱判断を行えばこういったイレギュラーはなくなりますので、スキャルピングトレードやデイトレードをする方も、長期足を使って分析を行うことを徹底していただければと思います。
ちなみに講師の関野さんは、この強弱判断について実際にチャートを使って解説しています。
こちらから全ての記事を見ることが出来ますので、ぜひ関野さんの記事もご覧になってみてくださいね。
▼関野典良の相場振り返り
https://toushika.jp/pro_traders/sekino
最後に
今回のチャート攻略はいかがでしたか?
テクニカル分析をする際、大多数の方がインジケーターを使って相場分析を行なうと思いますが、複数の通貨ペアを比較するというかんたんな作業を行うだけでも、確実性の高いトレードを行っていくことはできます。
先ほどもお伝えした講師の関野さんも、この通貨の強弱判断を分析に取り入れることで、長期的に大きな利益を上げ続けています。
プロトレーダーと同レベルの利益を見込める分析手法になりますので、ぜひ今回お伝えした分析方法をトレードに取り入れてみてくださいね。
通貨ペアの強弱について、さらに興味を持って頂けたのであれば、講師の関野さんのこちらの無料講座をオススメします!
この講座では、10万円をたった1年で1200万円にした脅威のトレーダー関野典良氏から、
トレンドからごっそりと大きな利益を取る「トレンドフォロー手法」を学ぶことが出来ます。
今ならメールアドレスの登録だけで無料で学ぶことができるので、ぜひこの講座で学習してみてくださいね!
相場を見る力を鍛え、トレードをする通貨ペアを選択し、さらなる勝率アップを目指していきましょう!
追伸
この記事はクロスリテイリングスタッフKが作成いたしました!
引き続き、あなたのトレードに役立つ情報を発信してまいりますので、ぜひお楽しみに!