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2018年6月の相場攻略【クロス通信】

2018年6月の相場攻略【クロス通信】

お世話になっております。
クロスリテイリング株式会社の岡部です^^

気がつけば、もう6月に突入してしまいましたね!
私は今年のイベントすべてに「平成最後の」と付けて、ドラマチックにするというカンタンなお仕事にハマっています(笑)

そんな平成最後の6月が始まったわけですが、トレーダーとしては特に注目したいシーズンのひとつといえるかもしれませんね。
もちろん「平成最後だから」じゃありませんよ?^^笑

実は6月は「突発的な動きで相場が荒れやすい」シーズンのひとつとして知られているんです。

「どうして相場が荒れやすいの?」
「注意しておくべき通貨はある?」

突然こんなことをいわれても、気になることが多すぎて、不安に感じてしまう方もいるかもしれません……。

しかし、安心してください!
本日のクロス通信を読んで、FXの学習を深めておけば大丈夫です!!

FX初心者のみならず、中級者以上の方にとっても、しっかり利益を出し続けるためには見逃せない情報をお届けしています。
ぜひとも最後までご覧くださいね^^

リパトリエーションと四半期

6月といえば、日本の多くの企業は第1四半期を迎える時期でもあります。

日本の上場企業では、主にこちらの四半期が用いられています。

ちなみに四半期というのは、1年を4つの期間に分ける考え方で、三ヶ月ごとに区切りとなります。

第1四半期とは、1年を四分割して定期的に業績を発表していくものの中で、最初に訪れる区切りの時期ですね。
6月を第1四半期として、次いで9月、12月、3月というタイミングで各四半期を迎えます。

4月〜6月:第1四半期
7月〜9月:第2四半期
10月〜12月:第3四半期
1月〜3月:第4四半期

そんな第1四半期にあたる6月を、どうしてトレーダーが注目しておく必要があるのでしょうか?

実は、このような四半期ごとに、為替市場が突発的な急変動する可能性があるといわれているんです。
そして、その原因のひとつは「リパトリエーション」です!

聞き馴染みのない方もいるかもしれませんね。
まずは、「リパトリエーション」について解説していきますね。

リパトリエーションとは

リパトリエーション(Repatriation)とは、省略して「リパトリ」と呼ばれることも多いのですが、直訳すると「国内に戻る」「帰還する」といったような意味を持ちます。

これを金融の世界では「海外からお金を自国に戻す」という意味で使用しています。
日本を例にとって言えば、ドルやユーロなどの各国の外貨資金を、日本円に換金することをリパトリと呼びます。

それでは、なぜ外貨資金を日本円に戻さなければいけないんでしょうか?
その答えが前述した多くの企業で採用している四半期にあります。

たとえば海外に支店を設けている日本の企業は、海外の支店でうまれた利益を定期的に計上しなければいけません。
その際に、様々な国の通貨をいくつも持っていると計上することができないので、一度その外貨を日本円(本社のある日本の通貨)に両替する必要があります。

その利益を計上するタイミング、つまり業績をまとめる決算のシーズンが、日本では四半期に集中するため、この時期にリパトリが発生することになるんですね。

このような事情があるため、リパトリという言葉は四半期のある月にはよく聞くかもしれません。
以下の画像を確認してみてください。

【2018年2~3月 ドル円 日足チャート】
2018年2~3月 ドル円 日足チャート

これは今年2018年の2~3月を捉えたドル円の日足ですが、2ヶ月かけて大きく下落しているのが確認できますね。

そしてそれは、数ヶ月後である6月はもちろん、半期決算月である9月や、年の瀬でもある12月においても同じで、リパトリは確かに相場に影響を与えていることが分かります。

リパトリエーションとトレード活用

「なぜリパトリが発生するのか」がわかったところで、具体的に6月の相場にはどのような影響がみられるかを見ていきましょう。

日本企業が円を大量に決済するわけですから、為替市場で言えば、円が大量に売られ、「円高」傾向に進んでいくということになります。

先ほど見た2~3月のドル円でも、大きな下落が見られました。
つまり、リパトリによる突発的な動きは、主にクロス円の下落というかたちで相場に影響が出るんですね!

実際に、過去の6月の相場がどのような動きをしているのかを確認してみましょう^^
ここではドル円の通貨ペアについて、2014~2016年の6月を比較してみます。

【2014年6月 ドル円 日足チャート】
2014年6月 ドル円 日足チャート

【2015年6月 ドル円 日足チャート】
2015年6月 ドル円 日足チャート

【2016年6月 ドル円 日足チャート】
2016年6月 ドル円 日足チャート

なんと3年連続で、6月に大きな陰線が表れているのが確認できました!

このリパトリによって、相場が1ヶ月で100pips以上動くこともあります。
これをうまく活用することができれば、大きな利益を得られるでしょうね^^

このアノマリーを知っているだけで、6月は『円高ドル安』になるかもしれない、という意識を根底に持つことができます。
それを知らないトレーダーと比べても、「6月のドル円相場は下落する傾向があるんだな~」とわかっていることで「じゃあ、売りのエントリー目線だ!」と戦略を練ることができるので有利ですね!

逆に言えば100pipsの損失を出してしまう可能性があることも、しっかりと理解しておきましょう!

アノマリーの注意点

ドル円の相場を見ても、確かにリパトリは相場に影響しやすいことがわかりました。

しかし、手放しに「6月は売りエントリーだけに集中しよう!」と考えるわけにもいきません。アノマリーはあくまで「こういう傾向がある」というものであり、絶対にクロス円が下落する(円高になる)ことを保証しているわけではないからです。

先ほど紹介したドル円に関して、あえて取り上げなかった2017年の相場状況も、ここで確認してみましょう。

【2017年6月 ドル円 日足チャート】
2017年6月 ドル円 日足チャート

これまで3年連続で下落していたのに、なんとこの年は上昇しています!

リパトリエーションのような実需は、テクニカルに相場を見ていくのに比べて、読み解くのがとても難しいといえます。

2017年のように、アノマリーに反した動きを見せるときもあるでしょう。
ファンダメンタルズの強い影響を受ける可能性もありますからね。
もちろん、ドル円以外のユーロ円、ポンド円なども、違った動きを見せているはずです。

また、実際に3年連続で下落したドル円だって、そのタイミングや値動きの幅は一定ではありませんでした。

アノマリーは多くの人が相場について意識しているものですし、特にリパトレは実需なので少なからず相場への関与があるわけですが、だからといって、それだけに頼ったトレードはしないのが賢明な相場戦略だといえるでしょう。

あくまで「相場が動くセオリーのひとつ」という認識を忘れずに、ご自身のトレードに取り入れてみるのが良いと思います!

最後に

本日は、FXに取り組むうえで意識したいアノマリーのひとつ、リパトリエーション(リパトリ)についてお伝えしました。相場が大きく動くその理由と、あなたがどのようにトレードに活用するべきか、今回の記事を通じて理解することはできたでしょうか?

相場に絶対は存在しませんから、これからの6月でどこまでの変動が見られるのか――それは誰にもわかりません。

それでも、リパトリのことを知っているかどうかで、あなたができるトレードの内容は大きく変わるはずです。

「買いでエントリーしたいけど、ここは損切りを浅く設定しておこうかな」
「ちょっと怪しいから、ロット数をいつもより少なくしてみよう」

そんなリパトリを意識したトレードができたなら、あなたはしっかりとリスクヘッジのできるトレーダーとしてひとつレベルアップしたといえます!

リパトリまとめ

ぜひ今回の記事の内容をしっかり身につけて、あなたのトレードに活かしてくださいね!

改めてお伝えしますが、アノマリーを過信して無理にトレードしようとすることで、ギャンブル的なエントリーを行わないように注意しておきましょう^^

それでは、本日のクロス通信はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また次回の更新を楽しみにお待ちください^^

クロスリテイリングスタッフ
岡部

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