成功する投資家が重視する2つの共通ルール│トレーダーから投資家へのステップアップ

生涯投資家

こんにちは、池田和弘です。
この記事では、生涯投資家として生きていくための考えをお話ししたいと思います。

世の中に投資家といわれる方はたくさんいますが、その中でも生涯投資家として、長年投資を続けている方もけっこういるんですよね。

そして実際に、大成功を収めている著名な方もいらっしゃいます。
有名なところだと、アメリカの投資家であるバフェットさんの名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

そういった生涯投資家の方々がどのような観点を持って、投資家人生を歩むことができたのかを今回は深掘りしていきたいと思います。

生涯投資家だという方には、それぞれに違う道を歩んできていたり、何かしらの一発が当たって今の道を歩んでいたり、ということも当然あるでしょう。

ただやはり全体的にいえることですが、投資家というのは投資をし続ける方々なので必ず守っているルールがあるはずなんですね。

そのひとつとして私が考える共有したルールとは「情報を得る」ということです。

情報を得るために必要なこととは?

生涯投資家

生涯投資家と呼ばれる方は、さまざまな人脈を使って常に新しい情報網を探しています。
情報を収集することをとても重要視されているんですね。

そしてもうひとつ、集めた情報を自分の中で適切に精査するという能力もしっかり持っています。
集まった情報を精査する能力というのは、「経験」と「知識」という2つの要素でしかスキルアップができません。

投資初心者の方には、初めて聞くような投資情報を正しいかどうか判断することはやはり難しいと思います。
ただし、どんな優秀な投資家や偉大な資産家であったとしても、初めはみなさん同じで投資初心者だったわけです。

それなのにどうして優秀な投資家や、偉大な資産家になることができたのでしょうか。それは、正しい情報を精査できるようになろうと、貪欲にいろいろな経験や情報をインプットしてきたポイントにあります。

日頃から情報番組や情報サイトを見たり、いろいろな本を読んだり、人脈を形成したりという具合に常にインプットをしてきたのです。

そして私が思うに、成功している投資家のもうひとつの共通点は「素直」だということです。

これはどういうことかというと、固定概念にとらわれないということです。
固定概念にとらわれない方は、やはり成功する確率が高いです。

この記事を読んでいる方は、年齢はバラバラだと思いますし、性別も男性だったり女性だったりいろいろだと思います。人生もさまざまな経験をされている方もいらっしゃれば、平凡な人生だったりする人もいるかもしれません。

つまりいろいろな経験や体験をする中で、固定概念というのが人間には必ずできてしまいます。

固定概念にとらわれ過ぎてしまうと、入ってきた情報を吸収できないという方がけっこういるんです。

これは投資家ではなく、ビジネスマンにもいえることですが、固定概念が強い方というのは成功しない傾向にあると思います。

固定概念を持っていると良くない理由とは

生涯投資家

固定概念が強いと、なぜ成功しない傾向があるのでしょうか。

たとえば時代が移り変わる中で、ニーズやトレンドもどんどん変わってきていますよね。
20年くらい前からインターネットが普及したことによって、時代の移り変わりは50年前や100年前に比べるとさらに加速化しているように感じます。

投資家として生きていくなら、あなたも10年後20年後の将来をしっかりと見据えて行動していく必要があります。
いろんな情報から10年後20年後に「こんな世界になるよ」と言われたことを素直に受け入れることや、自分の経験や知識などから現実に起きそうだな事象を判断をし、次に生まれるであろう新しい分野を常に探し当てていかなければいけません。

今の時代は、仮想通貨や暗号通貨という言葉が世の中に浸透してきていますが、まだまだ法律面や世間の末端の方々まで浸透しているものではありませんよね。これらは今後、世の中に広がっていくのでしょうか。

これを判断するには、暗号通貨でいうとブロックチェーンというものが、一体どういったものなのかを考え研究する必要がありますし、また「得体のしれない仮想通貨は流行らないだろう」という固定概念にとらわれず、今後流行るかどうかを判断する情報を自分でかき集める必要があります。

「次の流行り」という新しい分野を見つけたところに投資をして成功する、この循環がまさに投資家としての理想形です。

投資を継続していくには、固定概念に縛られないで様々な新しい分野を自分で見つけ出す能力が不可欠になってきます。

この能力がないと、投資先を見つけられませんし、人から安易に持ちかけられたおいしそうなものに投資をした結果ダマされるという危険性が発生します。

生涯投資家として生きていくためには、こうした精査する能力を養わなければなりません。
精査する能力を養っていくには、ウェブサイト・テレビなどから情報を得ていく癖をつけたり、人脈を作ったりと自ら考え研究し行動を起こす必要があります。
必要な能力さえしっかり磨けば、誰でも生涯投資家として生きていくことは可能なのです。

あくまで私の経験や周囲の方々から得た見解ですが、ひとつの考え方としてぜひ参考にしていただければ幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

池田和弘 資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編