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アメリカ大統領就任式前後の相場はどうなる?

アメリカ大統領就任式前後の相場はどうなる?

こんにちは、北田です。

今週はいよいよアメリカ大統領の就任式ですね。

その時に、トランプ氏がどんな発言をするかということを、
市場だけではなく、世界各国が注目しているわけですが、
話の内容によって為替相場にも大きく影響してきます。

そして先週は、トランプ氏の記者会見が行われ、
雇用を生み出すことを強調したものの、経済政策に関しては、
オバマケアの廃止と、その代替として新たな医療保険制度に関してと、

日本を含めた各国に対して名指しで、
貿易の不均衡是正が必要であるということに留まり、
具体的な経済政策まで語られず、市場の期待を大きく裏切る内容となり、
ドルが大きく売られる結果となりました。

トランプ氏は元々選挙中に、大幅な減税と財政出動、
そして雇用拡大を訴えてきました。

そして先週はトヨタがトランプ氏に睨まれ、
工場をメキシコではなく、アメリカに作るようツイッター攻撃されてしまいました。
フォードは既にメキシコでの工場新設を撤回することに決定しています。

「歴史は繰り返す」

さて、現在はこのような状況なわけですが、
この状況に非常に似ている時代が過去にありました。

1980年代のいわゆるレーガノミクスの時代で、

当時のレーガン大統領は、
大幅な減税と高金利政策で経済政策を図ったわけですが、
大幅な減税と財政出動により巨額の赤字が生まれると同時に、

高金利により過度なドル高となり、
財政赤字と貿易赤字という「双子の赤字」に悩まされることになってしまいました。

そして1985年のプラザ合意での協調介入で、
円相場は急激な円高が進み、1ドル240円台から150円台へ
日本ではバブルとその崩壊へと進んでいきました。

またその後、1995年には日米自動車摩擦が発生し、
日本からの輸入車両に対して高関税を課されることとなり、
円相場は1ドル80円を割り込む超円高時代へと進んでいき、
自動車産業をはじめ、輸出企業全体で大きな打撃を受けることになりました。

現在の状況は、
まさにこの1980年~1990年代に起きたことと
非常に似ているのではないでしょうか。

就任式での発言には要注意

そしてアメリカは、
今年3月に債務上限期限が再来します。

トランプ次期政権では上下院は共和党が多数を占めており、
ねじれ状態ではない為、債務上限引き上げもスムーズに行われることでしょうが、

逆にそれが仇となり、
容易にさらなる債務を生むことに繋がるのではないかと思われます。

トランプ氏の財政出動が
どのくらいの規模のものかはまだ不透明ですが、

メキシコとの国境に壁を作る等のような、
負の遺産を作るようなことに財政がつぎ込まれていけば、
いずれはその債務に悩まされることになるでしょう。

そして、トランプ氏が
過度なドル高を容認しない発言や政策を打ち出してくるのが先か、
あるいは市場がアメリカの債務の膨らみを懸念し、
ドル売りされていくのが先かは分かりませんが、

どこかのタイミングで、
過去の歴史と同様のことが繰り返されるような気配がします。

そのような背景で、
1月20日のトランプ氏の大統領就任式を迎えるわけですが、

公約通りTPP離脱発言をするのか、
どのような外交政策、経済政策を打ち出すのか、
現段階でも全く不透明な状態ではありますが、

少なくとも今週に関しては、というより今週に関しても、
トランプ氏の就任式での発言待ちの相場となるのではないかと思います。

ただ、19日のECB政策金利発表には注意しておく必要があるでしょう。

来週に備え、トレードは控えましょう

さて、その大統領就任演説は、
日本時間では1月21日(土)の夜中2:20頃の予定です。

為替市場ではまだ市場が動いている時間帯ですので、
恐らく大統領選挙の時のように大きな変動が予想されます。

大統領就任式ですので、
アメリカ国民にとってメリットのあることを言うのが通例ですが、
トランプ氏の場合は、全くの不透明であり、
また世界がどう評価するのかも全く予想することができません。

ですので、大統領選挙の時と同様に、予想をしてトレードしたりせず、
また週末ということもあり、ポジションの週持ち越しを避ける為にも、
トレードは控えた方が良いのではないかと思います。

そして就任式が終わり、土日を挟んで週が明けてから、
大きく動いている方に乗っかる形でトレードしていく方が、
無駄な損失を出すことなく、利益を狙っていけると思います。

歴史から不足の事態を学ぶ

今年2017年は10年周期に当たる年でもあります。

1987年:ブラックマンデー
1997年:アジア通貨危機
2007年:サブプライムショック後、翌年にリーマンショック
2017年:〇〇ショック?

歴史は繰り返すと言われていますが、
人間が相場を動かしている以上、
避けられないことなのかもしれません。

そんな中で私達トレーダーは、いかに歴史から学び、
そして何が起きるかをある程度予測しながらも、
その予測に従ってトレードするのではなく、

あくまでもその予測に対しての対応策を準備しておき、
そして目の前で起きている事実を確認しながら、
流れに乗っていくということが重要なのではないかと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい。

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社会起業家としても活動しており、
将来はこの貧困問題を解決したいという夢を持っています。

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こうしてクロスリテイリングさんに協力して、投資知識の発信をしています。

特に、私が常日頃からお伝えしていることですが、
相場というものは常に変化をしているので、
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FXの基礎はもちろんですが、投資家として成長し続けるためにも
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この記事を書いた人のプロフィール

kitada

北田夏己

トレンド・レンジの両方から利益を上げる「ダブルロジック」を開発し、あらゆる場面をお金に変える相場の魔術師。年間5000万円の利益を、安定的に上げ続け、トレーダー界では伝説的な存在として知られている。

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