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日銀の思惑

日銀の思惑

こんにちは、北田です。

先週は、日銀による5ヶ月ぶりの「指値オペ」通知が行われ、
長期金利の上昇を抑制する姿勢が示され、大きく円が売られました

そして雇用統計のポジティブサプライズの数字も後押しし、
とうとうドル円相場では、1ドル114円台にまで上昇しましたね。

日経平均株価も直近では20000円台に入った日もあり、
都議会選挙で惨敗した自民党にとっては、
救いの手になっているようにも思えます。

さて、この日経平均ですが、
20000円台に突入!というニュースを見たり、
日々上昇している報道等を見ると、
あたかも日本経済が良くなってきている等と思ってしまいがちになります。

しかし実際に日本の株を買っている人は誰なのかによって変わってきます。

アベノミクスの初期頃は主に外国人投資家達に買い漁られ、
そしてある程度上昇したところで、利益確定売りをされ、
日経平均は2015年半ばに20000円台を付けた後、
15000円台にまで下落していきました。

ただ昨年後半頃から上昇に転じ、
最近では再度20000円台に到達していますが、
これは再度外国人投資家が買ってくれているからなのでしょうか?

下の図は外国人投資家の動向を示した図です。
日本株を買った金額と売った金額を相殺した数値です。

外国人投資家が日本株を買った金額と売った金額を相殺した数値

これを見ますと、やはりアベノミクスが始まった2013年に大きく買われ、
その後はあまり買われることなく、
逆に2016年には大きく売られていることが分かります。
2017年もさほど買われているようには見えませんね。

では誰が買っているのでしょうか。
下の図は日銀のETFの買い入れ額です。

日銀のETFの買い入れ額

2010年からの図ですが、アベノミクスが始まった2013年から年々買い増し額が増え、
2015年、2016年はさらに大きく買い増ししていることがお分かり頂けるかと思います。

2017年に関しては、7月5日に行われた買い増し分までの数値ですので、
このままいけば、2017年は2016年の数値よりも大きく買い増し金額が増えることが予想されます。

日銀のETF買い入れは日経平均に影響を与えている?


 
では、この日銀のETF買い入れの結果、
日経平均にどのような影響を与えているのか見てみましょう。

下の図は上の図に日経平均株価を付け加えたものです。
数値はその年の終値を元に作成してあります。

ETF買い入れ額と日経平均

見て頂けるとお分かりの通り、特に2015年以降、
日経平均は上昇はしていますが、ETFの買い入れ額のわりには、
伸びていないことが分かります。

これは、日銀がETFを買いまくって、なんとか株価下落を抑えてはいるが、
それ以上に多くの投資家が売っているということが見えます。

なぜそこまでして日銀はETFを買いまくるのでしょうか。

大衆よりも一歩先へ行くトレーダーに


 
安倍首相は非常に株価を気にしています。

アベノミクスはいわば、為替相場で円安にし、株価を押し上げ、
まずは大企業が潤い、そして中小企業や下請けに対してもその潤いの雫が滴り落ちるようにする、
すわなちトリクルダウン理論式の考えの元で行われているものです。

ですので、
株価イコール、アベノミクスの成果となってしまっているのです。

その証拠に日経平均株価と安部首相の支持率が連動していることが多いということがあります。

安倍さんが首相になって、首相官邸の執務室には株価ボードが置かれるようになり、
首相は常日ごろから株価を気にしているようです。

そして支持率低下となると、悲願だった憲法改正も遠のき、
解散にまで追い込まれてしまうことになります。

何としてでもそれを避ける為には、
内閣支持率の維持、そして株価を押し上げることが必要なのです。

もちろん政府と日銀は独立しており、
政府が日銀の政策に口出しはできないことになっているのですが、
やはり安部さんと黒田さんはお友達なので、
日銀の職員は忖度は当然してるだろうと予想できます。

しかし、このようにして買われたETFですが、
出口戦略が無いまま行われています。

国債と違って株は期限が無いので、
売らずにそのまま持っておけば問題無いという考えも一部ではありますが、
日銀が大量に日本の株式を保有していることは異常な状態です。

そしていつかは是正される時が来ます。

日銀の買い入れが限界に来た時、
あるいはそれを早めに察知して、

外国人投資家やヘッジファンド勢達が売りをしかけて来た時に、
一気に暴落するという結末を迎えることは、
歴史上何度も繰り返されていることです。

永遠に日銀が買い増しできるわけがありません。

このように現在は、大量にETFが買われている背景で、
私達トレーダー、投資家は、ただ単にレートだけ追いかけて買っていくと、
いつかは仕掛ける側の人達に資金を奪われてしまいます。

私達は常に一歩先を見て、
大衆が今何を考えているか、

なぜ株価が20000円台にまで回復したのか、
誰が買っているのか、

それは無茶な方法ではないか等をしっかりと精査し、
トレード、投資していく必要があります。

以上、何か参考になれば幸いです。

最後に

現在私はアジアやアフリカの貧困解決のために、社会起業家としても活動しており、貧困問題を解決するという夢を持っています。

そして、日本から成功するトレーダーを輩出し、一緒に貧困問題を解決する仲間を増やしていきたいという考えのもと、
クロスリテイリングさんの「勝利の黄金シグナル」というプロジェクトで講師を勤めさせていただいております。

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この記事を書いた人のプロフィール

kitada

北田夏己

トレンド・レンジの両方から利益を上げる「ダブルロジック」を開発し、あらゆる場面をお金に変える相場の魔術師。年間5000万円の利益を、安定的に上げ続け、トレーダー界では伝説的な存在として知られている。

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