1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 社会の美徳とブラック企業

社会の美徳とブラック企業

社会の美徳とブラック企業

こんにちは、北田です。

先々週までは、北朝鮮リスクだけではなく、
アメリカでの巨大ハリケーンによる経済的損失、
雇用統計のネガティブサプライズ、

それからムシューシン米財務長官のドル安を好むような発言等から
大きくドル円下落しており、
4月に付けた安値をブレイクし、
次は105円台が視野に入っておりました。

しかし、先週は一転し、
まずミサイル発射リスクの懸念がされていた、9日の北朝鮮の建国記念日では、
蓋を開けてみたら特にミサイルの発射等も無く週明けを迎え、

またハリケーンの被害規模も懸念されていた程ではないという見方も広がり、
さらにアメリカの消費者物価指数始め、相次いで良い数字も発表され、

そして、トランプ大統領の法人税率15%を目指す決意、
ライアン下院議長の9月25日の週に税制改革案を公表するという発言等もあり、
大きくドル円は上昇していきました。

下のチャート図はドル円日足チャートです。

ドル円 日足

一旦安値をブレイクし、いよいよここから下降トレンドが発生するかのように見えましたが、
その後、手の平を返したように大きく上昇し、
チャート的に見ても安値ブレイクの騙しとなるような相場となりました。

結果から見ますと、北朝鮮やハリケーンに対して過度な警戒感から、
ドル売り、円買いが大きく積み上がってきていたのが、
警戒感の解消からそれを戻す動きが見られ、

さらに米経済指標の良い数字、それから税制改革への期待感の高まりにも拍車がかかり、
大きくドル買い、円売りとなっていきました。

そして現在は、再度アメリカの利上げが期待されるようになり、
さらに税制改革案の期待からドル円上昇しているわけですが、

しかしながら利上げ観測も今後の米経済指標の数字次第では期待値が下がり、
また税制改革案の公表も肩透かしに遭う可能性も十分に考えられる為、
またいつ何時、次は期待で積みあがったドル買い、円売りが解消される動きとなる可能性もある為、
やはり単純にドル円の買いを素直に進めていくことも現段階では難しいのではないかと考えています。

決意を曲げないことは本当に正しいのか

さて、今回のように、長年相場を相手にしていると、
騙しに遭ったり、自分が考えていたこととは逆の動きをすることは多々あります。

騙しに対しての対策は簡単で、
今回のように例えば、ドル円が下落すると思ってドル円のショートを持っていて、
その後、ドル円が反転して上昇した場合は、素直に適切な箇所で損切りをし、

そしてその後も大きくドル円が上昇するようならば、
逆にドル円のロングポジションを持って、
利益を伸ばしていき、トータルでは利益を残していけるようにするということです。

私自身はいつもこのようにしていますので、
騙しに遭っても損切りするかドテンするかして、
結果的にはトータルでは利益が残るようにしていますので、

こういった相場でも痛くも痒くも無いのですが、
やはりこういった行動が取れるようになるまでは時間がかかりました。

それはなぜか?

・人は自分の間違いを中々認められない

からです。

多くの人は、一旦下がると思ったら、中々その思考から抜け出すことができず、
目の前の相場が逆に進んでいても、
自分の思考の方向転換が容易にはできないことが多くあります。

この行動心理は相場だけではなく、一般の社会生活でも多く発生します。
そして特に大人になればなる程、顕著になっていきます。

例えば就職した先がブラック企業だった場合、
対策は簡単で、すぐに辞めて(損切り)、転職することです。

しかし多くの人は、一旦自分で決めた会社だからと言って、
中々方向転換できず、
そして心身共にボロボロになってその会社で働き続けてでも、
自分の決めたことを正当化しようとします。

ブラック企業で過労死が出てしまう原因の一つがこれなのではないかと思います。

自分で一旦決めた決意は、簡単には方向転換しない。

これは社会では美徳とされるもので、そして多くの人がこれを良しとし、
守るようにしています。

もちろん自分で決めた決意を守り続け、
そして我慢した続けた結果、良い結果を生む場合も多くあるでしょう。

しかし、これを相場でも同じことをしてしまうと、
大きな損失に繋がってしまいます。

自分の考えではドル円は下がると思ってショートポジションを持っていても、
目の前のレートがぐんぐんと上昇していたら、
やはりすぐに自分の過ちを認め、そして方向転換する必要があります。

いつまでも売りに固執していては、
傷口を広めるだけです。

しかし、多くの人は、一般社会で美徳とされる、
自分で決めたことはそう簡単には変更しないという思考が癖付けられていますので、
相場でも同じことをしてしまうようになります。

そして自分の判断を正当化させる為に、
挙句の果てには、実際に目の前で発生している損失を前にして、

自分の判断は間違っていない、相場が悪い、
どこどこのアナリストが悪い、
トランプは言うことがコロコロ変わるから悪い等と、
他人のせいにするようになります。

他人のせいにするということは、非常に精神的に楽なんですね。

逆に自分の過ちを認めることは非常に辛いことです。

自分で一生懸命考えて、勉強して、そして判断したことを
誤りだったと認めることは、
今まで自分が勉強してきたこと、判断してきたことを
否定することに繋がるからです。

先ほどの転職の話に戻しますと、
自分が働いている会社を転職するということは、
もしかしたら自分だけではなく、応援してくれた両親や友人等も裏切ることになる、
応援してくれたことを否定することになってしまうとまで思ってしまうようになります。

ですので、自分で決めた決意が誤りだったということを認めるということは
非常に困難なことですし、辛いことです。

相場でも、自分の誤りとするのではなく、
他人が悪いということにした方が、非常に楽なのです。

損失を出してしまったのは、自分のせいではなく、他人が悪いんだとしておいた方が、
自分が非力だったことを受け入れなくても良いので、精神的に楽なんですね。

しかし、そのような状態では、精神的には楽でも、少なくとも成長は絶対にできません。

間違った自分の判断を正すことができず、
また次回も同じ過ちを犯すことに繋がってしまうからです。

という私も、昔はトレードで負けたら他人のせいにばかりしていました(笑)

では、どのようにしたら、他人のせいにしないで、
すぐに自分の過ちを認められるようになったのか。

それは、

・損失を出したら、まずは自分のせいにしてみる。

ということを強制的にしてみたからです。

損失を出してしまったら、つい相場のせいにしたり、
相場を動かした要因のせいにしがちですが、それも含めて相場です。

逆に考えると、同じ相場でも利益を出している人は居ます。

そう考えると、同じ相場なのにも関わらず、
利益を出している人も居る中、
自分は損失を出してしまった、それは相場ではなく、
自分が悪いのではないかと考えるようにしたんですね。

そのように考えることで、
多くの改善ができるようになりました。

例えば、トレードをしていて、
急な値動きがあって、一気に大きな損失を出してしまった時に、
多くの人は、その急な値動きがあった要因に対して文句を言います。

「誰々が変な発言したせいで相場が急変し、大損してしまった。」
「大規模なテロで急な相場変動があり、損失を出してしまった。」等と
損切りに遭った原因を自分ではなく、他人や別の何かの要因に目を向けます。

そうではなく、
「急な値動きがあることを事前に把握していなかった自分が悪い。」
「急な相場変動があることを予め理解した上での資金管理をしていなかった自分が悪い。」と、
自分に原因があるように敢えてするようにしてみました。

そうすると、
次からは急な為替変動があるような出来事を予め把握するように対策を立てるようになります。

例えば指標発表等が行われる日時を確認しておいたり、
あるいはどこかの国の大統領選の日程等を確認しておく、

さらに過去に大きく為替変動があった要因は何だったのか、
そしてそれを今後もできるだけ把握できるようにする為にはどうしたらいいのか等、
色々な対策を立てることができるようになったのです。

また把握できない急な為替変動要因もあることが分かったので、
次からはいつ急な為替変動があっても、大損しないように
常に資金管理を徹底してトレードを行おうとするようになりました。

もし他人のせいにしていたら自分を顧みることができず、
また同じ過ちを繰り返してしまうことになりますが、
原因を自分に向けることで自分の行動を振り返り、
そして改善をしていくことができるようになります。

失敗を自分自身の成長に繋げるために

このようにすることで、ある意味トレードで失敗をすればする程、
成長していけるようになっていきます。

証券会社で滑りが酷く自分が注文を入れたレートから大きく乖離した箇所で執行されてしまっても、
証券会社のせいにすることは誰でもできますが、

ここで敢えて、
「ここの証券会社を選択したのは自分だ。」
という考え方をするようにすれば、

証券会社選びももっと慎重になりますし、
また初めて使う証券会社に関しては、まずは少額の資金で試してみてから、
本格的な資金でトレードするようにしよう等と対策を考えることができるようになります。

今回、先々週にドル円で4月の安値を超えてきて、
いよいよ下降トレンドに入ったかと思いきや、
先週の相場では大きく上昇していき、多くの方がチャート的にもファンダメンタルズ的にも
騙しに遭ってしまった人が多いかと思います。

しかし、これを騙されたと思って相場のせいにするのか、
それとも、もっと慎重に相場を見ていれば防げたのではないか、

そして仮に騙されたとしても、すぐに方向転換して、
ドテン買い等をするようにすれば、先週に関しては大きな上昇も見られましたので、
逆に大きく利益を出すことも可能だったのではないかと考えるようにすることによって、

次同じような相場が来た時に、
同じ過ちを犯さず、逆に利益を得ていくことができるようになっていきます。

トレードをしていると、理不尽な動き、
騙しのような動きをすることは本当に多く、
どれだけチャート分析をしても、逆行することは多々あるのが相場です。

そのような中で、自分の考えに固執し、
自分は間違っていない、間違っているのは相場だ、
逆行しているのは、相場が悪いんだと思って、

何も対策をせずに、損失を拡大してしまうのではなく、
自分の考えとは違った動きをしても、
即座に自分の過ちを認め、一旦損切りをし、

そしてすぐに方向転換し、
そして逆に大きく利益を狙っていくようにした方が、
結果的には利益を残していけるようになります。

相場では、自分の考えに固執するよりも、
自分の過ちを認められるような謙虚な気持ちでトレードに臨んだ方が、
利益を残していきやすいものです。

あの、著名投資家のウォーレン・バフェットでさえ、
昨今のIBMの投資は失敗だったと、
自らの投資の過ちを素直に認めているのです。

私達が間違えることは恥ずかしいことでも何でもありません。

それよりも、自分の過ちを素直に認め、
そして適切な対応を取れることの方が素晴らしい投資家と言えるでしょう。

今後も、またトランプ大統領の政策や発言、
それから北朝鮮情勢等で、相場が右往左往し、
自分が分析した通りの方向には中々進まないような相場が多く発生するかと思いますが、

方向性を間違えたら、まずは自分の過ちを認め、
そして即座に方向転換できるような柔軟性を持ってトレードをしていくようにすると、
また相場に対しての見方、そして成績も大きく変わってくるでしょう。

さて、ドイツの総選挙目前となっていますが、市況はいかに。

以上、何か参考になれば幸いです。

最後にあなたへのメッセージ

現在、私はアジアやアフリカの貧困解決のため、
社会起業家としても活動しており、
将来はこの貧困問題を解決したいという夢を持っています。

そのため、日本でも成功するトレーダーを輩出することで、
私と一緒に貧困問題を解決する仲間を増やしていけたら、という考えのもと、
こうしてクロスリテイリングさんに協力して、投資知識の発信をしています。

特に、私が常日頃からお伝えしていることですが、
相場というものは常に変化をしているので、
それにあわせてトレーダー自身も常に継続学習していく必要があります。

FXの基礎はもちろんですが、投資家として成長し続けるためにも
やはり日々の学習を積み重ねていくというのは欠かせないものになるのです。

こうした考えはFX-Jinさんをはじめ、クロスリテイリングさんでも
大切している理念であることを知り、そこに私自身も共感しました。

ぜひ皆さんも、トレーダーとして大切な継続学習について、
まずは私の記事を通じて参考にしていってもらえたらと思います。

さらに、私のとうし科!!でお届けする記事のほかに、
皆さんにオススメするマル秘プロジェクトがあります。

投資を通じて幸せを掴みたいと考えている方に
ぜひとも学んでもらいたい内容が詰まった自慢のプロジェクトです。

こちらの動画は、そのプロジェクトの中で私が紹介している手法を
実際に使用したトレード動画で、直接私から解説もさせてもらっています。

【北田夏己のトレード動画】

このマル秘プロジェクトは、FX初心者でも簡単に学べる内容です。
つまり、これから投資を始めたいと考えている人がスタートを切るのにも
適したプロジェクトであるといえます。

今なら、期間限定で「無料」にて受講することができてしまいます。
無料で私のロジックのノウハウを
学ぶことができるチャンスは、早々ありません。

すでに、実際にこのプロジェクトを通じて
資産を増やしている方はたくさんいます。

私のように、お金を稼いだ先に叶えたい夢をお持ちの方は、
ぜひともメールアドレスをご登録いただき、
無料のプロジェクトにご参加ください。

勝利の黄金シグナル

この記事を書いた人のプロフィール

kitada

北田夏己

トレンド・レンジの両方から利益を上げる「ダブルロジック」を開発し、あらゆる場面をお金に変える相場の魔術師。年間5000万円の利益を、安定的に上げ続け、トレーダー界では伝説的な存在として知られている。

詳細プロフィールへ

KEYWORD

  1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 社会の美徳とブラック企業

PAGETOP