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ビットコインはバブルなのか

ビットコインはバブルなのか

こんにちは、北田です。

12月に入り、1年を締めくくる月となりました。
結局今年の秋相場も含めて、
ドル円に関してはレンジを抜けることなく、年末を迎えそうですね。

USD/JPY, Daily

さてビットコインの方ですが、先週はとうとう1ビットコインの値段が、100万円を超えました。

BCH/JPY, Daily

つい1年程前は1ビットコインが約9万円程でしたので、
たった1年で10倍以上にも値上がりしたということになります。

1年前の状況ですと、
さすがに9万円は上がり過ぎたとか、
10万円が上限だろう等と言われていましたが、

蓋を開けてみたら、その値段の10倍を超える程にまで上昇し、
一体どこまで上がっていくのか、気になるところですね。

ビットコインはよく1600年代のオランダで発生した
チューリップバブルに例えられることが多いです。

チューリップバブルとは、言葉の通り、チューリップの価格が高騰し、
そして最終的には大暴落し、多くの人が損失を被ったことを言います。

この一連の流れは現在のビットコインの流れに似ていますので、
もう少し詳しく解説しますと、
元々チューリップは当時他の植物にはない綺麗な色を持ち、
人気の高い花として扱われていました。

そしてある植物学者がチューリップは、
厳しい環境でも耐えうることができる花であるということを発見し、
それを世間に公表したことによって、さらに人気が高まっていきました。

そして独立したばかりのオランダは、
このチューリップを外国に売ることで、
利益を大きく得るようにもなっていきました。

チューリップは球根から育つ植物であり、
球根から花を咲かせると、元の球根は消滅してしまうことになりますが、
そこにいくつかのクローンの球根ができるようになります。

そして多くの人は、花が咲く前の球根の状態で、
先に購入するようなこともするようになります。

花が咲く前に値段が決められていき、
これが先物取引へと繋がっていくようになりました。

そして価格が高騰するようになり、
さらに花を購入する目的ではなく、
先物取引での投機目的で売買する人が多くなっていき、
さらに価格が跳ね上がっていきました。

この頃には、球根の取引は投資家だけではなく、
普通の一般市民、農民、漁師、掃除人や洗濯婦までもが
手を出したと言われています。

そしてこの先物の売買では、
実際に球根の受け渡しがされることなく、
行われていきました。

そして球根一つで家が買える程の値段にまで上がりましたが、
ペストが流行したことにより、
買い手が球根の取引に次第に現れなくなり、
またチューリップの貿易が停止となり、価格が急落していきました。

そしてチューリップ価格の大暴落によって、
その後何年にも渡ってオランダに不況が続くことになりました。

これがチューリップバブルの一連の流れですが、
非常にビットコインと共通している箇所が多くあります。

まず直近のニュースとして、
CMEやCBOEがビットコインの先物取引が開始されることになり、
さらに、ナスダックでも先物取引が開始されるのではないかと言われています。

元々仮想通貨は、送金や代金決済等で便利だということで注目を集めていましたが、
いつしか投機目的で売買されるようになり、
そして正式な市場で先物取引が行われるような流れとなっています。

現在私はタイに住んでいるのですが、
タイのテレビでも、仮想通貨で大儲けした人を番組で取り上げたりして、
仮想通貨が盛り上がっています。

日本でも、普段トレードや投資に関わっている人以外でも関心を持ち、
そして売買されるようになってきています。

またチューリップバブルの時は、まだ球根の状態で、
綺麗な花を咲かせる前に高値が付けられており、

買い手が現れなかったこと等により暴落したわけですが、
仮想通貨でも送金や代金決済等の実用性がこれから進み、
その将来性から注目されているものではありますが、

これがもし順調に進まなければ、
仮想通貨自体に実用性が無いと判断され、
チューリップバブルの二の舞になってしまうことも考えられます。

またなんとFRBがデジタル通貨を検討しているというニュースも飛び込んできており、
次期FRB議長のパウエル氏は、
「仮想通貨は長期的には問題になるかもしれないが、今は問題ではない。十分な大きさではない。」
と述べており、少々気がかりですね。

再帰性理論と仮想通貨

仮想通貨の今後はどうなっていくんでしょう。

それは神のみぞ知ることですが、
そもそもなぜチューリップにしても、仮想通貨にしても、
また株式市場にしても、バブルが起き、
そしていつかは崩壊するという現象が起きてしまうのでしょうか。

ここで、ジョージ・ソロスの登場ですが、
ソロスと言えば、再帰性理論で有名です。

「再帰性」とは、
「ある選択する事象においてそれ自体が選択の前提となること」です。

少し意味が分からないと思いますので、
もう少し簡単に解説しますと、

例えば、Aさんが居て、
Aさんは、「私は嘘つきである。」
と言ったとます。

さて、このAさんは嘘つきの人でしょうか、それとも正直者でしょうか。
少し考えてみて下さい。

もし仮にAさんが嘘つきならば、
「私は嘘つきである。」
という言葉自体が嘘ということになり、
Aさんは正直者ということになります。

嘘つきならば、「私は正直者である。」というはずです。

しかし、Aさんが正直者とすると、
「私は嘘つきである。」
という言葉自体が嘘になりますので、
Aさんはやはり嘘つきとなります。

しかしAさんが嘘つきならば…

以後、永久ループしていきます。

結局Aさんが嘘つきなのか、正直者なのか考えれば考える程、
永久ループに陥ってしまうのです。

これが再帰性というものです。

そしてこの現象は市場でも同様なことが起きているのです。

先ほどのチューリップバブルで例えますと、
仮にチューリップ1輪が100円だったとします。

しかし、ある時植物学者が、
チューリップは他の花と違って厳しい環境にも耐えられ、
綺麗な状態を維持できるものだということを発見し、
世間に公表しました。

そうすると、世間の人は、
本来は100円の価値のチューリップを、
本当は120円くらいの価値があるのではないかと
認識するようになります。

そして花屋は120円に値上げします。
120円に値上げしても、今までと変わらず多くの人が購入します。

この時点でチューリップの価格は
100円だったものが120円という価値に変わっていきます。

ただチューリップそのものは以前と全く同じチューリップです。
急にチューリップが綺麗になったとか、
より大きくなったわけではありません。

全く同じチューリップなのにも関わらず、
価格は100円から120円に上昇したのです。

そうすると、価格が上昇すると、
花屋はチューリップはもっと価格を上げても
売れるのではないかと考えるようになります。
そして140円に値上げをします。

チューリップが140円で販売されていたら、
多くの人はチューリップは140円の価値があるものなのだと
認識するようになっていきます。
そして140円でも購入するようになっていきます。

こうやって元々100円の価値しか無かったチューリップでも、
何かのきっかけで、世間の人の認識が変わり、
そして価格が上昇していくのです。

このように、先ほどのAさんの「私は嘘つきである。」と同様に、
無限にループしていきます。

そして100円の価値しか無いものを、
200円の価値があると認識してしまうことがあるのです。

こういったことをソロスは「可謬性(かびゅうせい)」と呼んでいます。
「可謬性」とは、人間は必ず間違えるということです。

そして「可謬性」は、株式市場はじめ、
あらゆる相場で起きているのです。

重要なのは、「きっかけ」です。
チューリップバブルで言えば、
植物学者のチューリップに対しての発見と公表により、
人間はチューリップに対しての価値を過大に評価してしまったことです。

そしてこれはバブル崩壊でも同様のことが起きます。

あまりにも価格が上昇していった時に、
ごく少数の人が本来の価値はいくらなんだろうと
考えたりするようになります。

あるいは、どこかでひずみが起きるようになります。

チューリップバブルで言えば、
ペストの流行で買い手が球根を受け取りに現れなくなったことです。

そうすると、それを見た他の人が、
あれ、もしかしてチューリップの本当の価値は、
もっと小さいはずなんじゃないか、と思うようになります。

そうすると、今まで買ってた人も、
徐々に売るようになっていきます。

そうすると、お店では高値で売っていたチューリップや球根が
次第に売れにくくなり、
価格を下げるようになっていきます。

そうすると、次は先ほどの価格が上昇していたループとは逆のことが発生し、
価格が下がる方向へのループが始まります。

そうなると、皆は一斉に売り始め、
価格は急降下し、バブル崩壊へと繋がっていきます。

人間の性質を理解する

人間は「可謬性」がある通り、常に間違ってしまう生き物ですが、
同時に、常に正しくあろうとしている生き物でもあります。

正しくあろうとしているにも関わらず、
間違えてしまう生き物なのです。

ですので、多くの人が間違えたと思えば、
本来あるべき価格に一気に戻っていくようになります。

もし人間が正しくあろうとしなければ、
バブルが崩壊することはありません。

人間は正しい状態を好む生き物ですので、
バブルは崩壊してしまうのです。

そして、人が間違える時というのは、
徐々にゆっくり間違えていくことが多く、
そして正しい姿に戻ろうとする時は、
一気に正そうとする傾向があります。

ですので、相場でも、
上昇トレンドの時はゆっくりとじわじわと上昇していきますが、
暴落する時は、一気に下落することが多いです。

FX市場では二つの通貨の組み合わせで成り立っていますので、
あまり顕著には見られませんが、
株式市場や仮想通貨市場では、その傾向が高いです。

そしてこの人間の行動心理を利用して大儲けしたのがソロスですが、
今の仮想通貨市場では、
まさにチューリップバブルのような動きをしているのが分かるかと思います。

仮想通貨市場がどこまで成熟していくかは分かりませんが、
相場に参加する場合は、
常に人間は間違える、そして常に人間は正しい姿に戻ろうとする
という性質があるということを忘れてはいけません。

さて12月に入り、FX市場では徐々に薄商いの相場となっていきます。
トレードをしている時というには、バブルの渦中に居る時のように、
自分でも気づかないうちについ熱くなってしまいがちになるものです。

ですので、薄商いのこの時期に、
一度冷静になり、そして自分自身の今年1年のトレードを振り返ってみると、
また新たな発見に繋がるのではないかと思います。

相場では、常にその渦中に居ては上手くいきません。
常に大衆よりも一歩離れた所で俯瞰するくらいの気持ちで居た方が
上手くいくことが多いです。

そしてその為には、冷静さと、
自分自身の行動を振り返ることが重要になってきます。

12月は忙しい時期かとは思いますが、
1年を振り返る時間をぜひ取ってみて下さい。

以上、何か参考になれば幸いです。

最後に

現在私はアジアやアフリカの貧困解決のために、社会起業家としても活動しており、
貧困問題を解決するという夢を持っています。

そして、日本から成功するトレーダーを輩出し、
一緒に貧困問題を解決する仲間を増やしていきたい
という考えのもと、
クロスリテイリングさんの「勝利の黄金シグナル」というプロジェクトで
講師を勤めさせていただいております。

今回は特別に、勝利の黄金シグナルで公開させていただいている動画の一部を公開させていただきます。

これは、黄金シグナルのトレード手法を私が実際に使用したトレード動画となっており、
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勝利の黄金シグナル

この記事を書いた人のプロフィール

kitada

北田夏己

トレンド・レンジの両方から利益を上げる「ダブルロジック」を開発し、あらゆる場面をお金に変える相場の魔術師。年間5000万円の利益を、安定的に上げ続け、トレーダー界では伝説的な存在として知られている。

詳細プロフィールへ

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