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リーマンショックで振り返る「バブル」時の投資の捉え方

リーマンショックで振り返る「バブル」時の投資の捉え方

こんにちは、北田です。

先週は、NYダウで1,000ドル以上の下げ、
日経平均株価も1,000円以上の下げとなり、
バブル崩壊を彷彿とさせるような相場となりましたね。

つい最近では仮想通貨市場でも、大暴落が発生しており、
バブルとその崩壊が色々な市場で懸念されるような
雰囲気になっているのではないかと思います。

さてバブル崩壊といえば、ちょうど10年前のリーマンショックが
記憶に新しいのではないかと思います。

今回はリーマンショック時のバブル崩壊を元に、
バブルとはなぜ起きるのか、
そしてバブル崩壊に巻き込まれないようにする為には、
どのようなことを心掛けていたらいいか等に関して考察していきたいと思います。

リーマンショックとは

リーマンショック

まずリーマンショックとは、
アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズが経営破綻したことをきっかけにして、
世界的金融危機が連鎖的に発生したことをいいます。

一つの会社が倒産する度に世界的金融危機が発生するとは通常では考えにくく、
今回のテーマである、バブル崩壊の原因をイコール、
リーマン・ブラザースの経営破綻と単純に結び付けるだけでは、
根本的な原因を探ることはできません。

もう少し掘り下げて考えていくと、リーマンショックに至ったそもそもの大きな要因は、
サブプライムローン等の暴落によるものとも考えることができます。

サブプライムローンとはそもそもどういった経緯で作られ、
そしてどうなっていったのかを見ていくことで、
バブルとその後の崩壊の要因があるのではないかと推察できるのではないでしょうか。

(※後ほど解説しますが、バブルとその後の崩壊の要因を
サブプライムローンと決定付けることは危険)

それではサブプライムローンとはどういったものなのかを見ていきましょう。

まずサブとは劣っている等の意味があり、
プライムとは、優良等の意味がありますので、
信用力の劣った人に貸す住宅ローンの意味になります。

住宅を購入する時に大半の人はローンを組むと思いますが、
その時に、借り手の財務状況や勤務先等を評価し、
審査をした上でローンが組めるかどうか決まるわけですが、
この評価が低い人に対して貸すローンということになります。

このことから、一般的にリーマンショックとは、
信用力の低い人にも無理に住宅ローンを組ませて、
さらにこの住宅ローンが証券化され、多くの投資家がこの証券を売買し、
そしてバブルとなり、最後には崩壊していったこととなっています。

しかし……

これでは、信用力の低い人にもローンを組ませたり、
さらにはそれを証券化させた金融機関が悪かったんだ、
で話は終わってしまいます。

さらにいえば、信用力の低い人にローンを組ませるということをする度に、
バブルが発生するのか、という話にもなりますが、
必ずしも、そうはなっていません。

ですので、サブプライムローンの誕生イコール、
バブル形成とその後の崩壊の要因となったと結論付けることも、
早合点となってしまいます。

ということで、さらにもう少し掘り下げて見ていきましょう。

そもそも、なぜ信用力の低い人に対してもローンを組ませていたのか。
また、なぜ借り手もこのような無理なローンを組んでしまったのか。
を考えていきます。

それは、住宅価格が上昇をしていたからと考えることができます。

貸し手は仮に借り手がローンを支払えなくなっても、
最悪その物件を取り上げてしまって、
別の人に売却してしまっても利益は出る形になります。

また借り手も、支払いが困難になれば、
残りのローンを低金利の別のローンに切り替えることで、
支払いが楽になります。

つまり両者にとってリスクはほぼ無く、得することばかりだったのです。

ただ、それはあくまでも住宅価格が上昇している時に限っての話です。

サブプライムローンの証券化とは

サブプライムローンの証券化

さらに、バブルとその崩壊の要因の一つに、
このサブプライムローン債権を証券化させてしまったことにあります。

まずは、証券化とは何かを説明しましょう。

元々サブプライムローン債権を投資家等に売りさばき、身軽になることで、
さらに多くの顧客にローンを組ませることができるようにしていました。

そこから、さらに複数のサブプライムローン債権をかき集め、
そしてそれを細分化させ、その細分化したものを投資家等に売れるようにした、
それが証券化です。

なぜ証券化させると良いのでしょうか。

元々あったサブプライムローン債権というのは、
当然ですが一つの住宅に対しての債券となりますので、
非常に値段も高く、またリスクも大きくなります。

一つの住宅、一人の借り手に対して、
多額の資金を投資するのはやはり危険なわけです。

しかし、多くのサブプライムローン債権をかき集めて、
それを細分化させることで、
リスクが軽減され、そして安い値段でも購入できるようになります。

(さらに優良な債券のみ抽出して、それをトリプルA等と評価付けされた上で販売)

これは投資信託等のような形態と同じで、
世の中に多くの会社があり、
その中から有望な会社を選び、そしてある程度の資金を投入するということは、
なかなか素人には難しいものです。

また、リスクも当然大きくなります。

しかし、投資信託等を使うことで、
例えば毎月1万円から、
その投資信託会社が投資している全ての投資先に、
ある意味投資をしていることと同じ状態になることができるようになります。

そうすると、投資先の一つの会社が倒産したとしても、
投資信託に預けておけば、大きな損失になることはなく、
また少額からでも投資できる為、
多くの人がこういった投資信託等を使うようになりますよね。

(ほぼ手数料負けするので、個人的には投資信託等はお勧めはしませんが)

これと考え方は同じで、
サブプライムローン債権を証券化させることで、
より多くの人が買いやすくなるのです。

証券化させることで、さらにサブプライムローン債権を
販売することができるようになります。

ここで注目すべき点ですが、
いくら証券化されようとも実態経済は変わっていないということです。

あくまでも住宅に対して借り手と貸し手がいるという状態は、
サブプライムローン債権が証券化されようとされなかろうと、
変わることは無いのです。

しかし証券化されると、多くの投資家、
それもアメリカとは全く関係無い所に住んでいる投資家、
さらにはアメリカの住宅に全く関係ない人までも、
この証券化されたサブプライムローン債権を投機目的で購入するようになります。

それにより、さらに価格が上昇し、
そして住宅価格も上昇していくようになります。

ヘッジファンドや機関投資家について

ヘッジファンドや機関投資家

さて、そんな中でヘッジファンド、機関投資家の登場です。

彼らの使命は、いかに短期間で良い成績を出して、
顧客からいくらお金を集められるか、
また顧客から資金の引き出しをできるだけさせないことにあります。

その為には、他社よりも良い成績を出す必要があります。

顧客の立場になればすごく分かりやすいのですが、
昨年の利率が12%だったA社と15%だったB社では、
当然多くの人がB社を選択し、そしてお金を預けるようになります。

しかし普段トレードをしている読者様ならすぐにお気づきだと思いますが、
今年の成績は昨年の成績と、関連性は無いのです。

昨年良い成績だからといって、今年も良い成績が出せる保証は何もありません。

むしろ相場が変われば、昨年成績が悪かった会社のほうが、
今年良い成績が出やすくなるという考え方のほうが理にかなっています。

サイコロ振りを思い出して頂ければ分かりやすいかと思いますが、
サイコロを2つ用意して、同時に5回振ったとします。

1つ目のサイコロは6が3回出て、
2つ目のサイコロは、6は一度も出ませんでした。

では、6回目に振る時に、1つ目のサイコロは
2つ目のサイコロよりも6が出る確率は大きくなるのかというと、
全くそんなことはありません。

どちらのサイコロでも次に6が出る確率は6分の1であり、
過去のサイコロの出方には全く影響されることはありません。

しかしながら人間というのは、過去の成績、
さらにいえば直近の成績を重視しがちになります。

ですので、数多くある投資信託等を選択する時に、
直近の成績が一番良い会社を多くの人は選択するようになります。

そして当然これらの傾向はヘッジファンドや機関投資家も知っているので、
とにかく短期間で他社よりも良い成績を出すように迫られるわけです。

彼らの目標は長期的に年利20%の成績を上げることではなく、
直近で他社よりも成績が良ければそれで良いのです。

そのほうが顧客のお金を集めることができ、
そして自分の地位、給料も向上するのです。

そうなると、サブプライムローン債権が証券化され、
多くのヘッジファンドや機関投資家等が参入してくると、
より価格が上昇していきます。

しかし、先ほども申したように、
みんなで一緒に儲ければ良いという世界ではありません。

「他社よりも良い成績を出す」必要があります。

そのことからどういう行動に移るのかといいますと、
他社よりもより多額の資金を投入、
そしてレバレッジをかけた投資という方向になっていきます。

これが価格の急上昇へと繋がっていくわけです。

そして、これがいわゆるバブルとなるわけですね。

バブルを傍目で見ていると、あるいはバブル崩壊後等に、
以下のように考えたことは無いでしょうか。

何で優秀な頭脳を持ち合わせた人達が集まったヘッジファンドや
機関投資家、あるいはプロのトレーダー達は、
バブルをバブルと認識して、他よりも早めに逃げなかったのか?

それとも、まさかバブルを認識できていなかったのだろうか?
とも考えてしまうかもしれませんね。

恐らく彼らにもバブルをバブルと認識していたと思われます。
しかし、彼らにはバブルをバブルと認識していても、
先に降りることができない事情があるのです。

バブルというのは、当然ですが頂点がどこかなんてものは誰にも分かりません。
ただ、今はなんとなくバブルっぽいな~というのは、
素人でも何となく分かるものです。

当然ですが、ヘッジファンドや機関投資家の人達も、
バブルをバブルとして認識はしているでしょう。

しかし、先ほども申したように、
彼らの使命は、顧客の資金を増やすことよりも、
他社より良い成績を出すことのほうが優先されるのです。

逆にいえば、いくらプラスの収益を出せていても、
成績が他社より劣ってしまえば口座解約の嵐となり、倒産、
あるいはその会社に所属しているトレーダーやファンドマネージャーは、
職を失うことになるでしょう。

そうなると、バブルで他社が大儲けしていると、
自分たちだけ先にそこから降りるわけにはいかなくなるのです。

普通に考えればバブルだと認識した時期に下りれば、ある程度利益も確保できて、
顧客の資金を増やすことにも成功できると分かるはずなのですが、
そうなると、まだバブルが続いた時に、
途中で降りれば、他社よりも成績が悪くなることになります。

そうすると、自分のトレーダー人生、ファンドマネージャー人生が終わることになります。
当然彼らも短期の成績で評価されています。

ですので、降りたくても降りれないのです。

結果的には、バブルが崩壊するまでポジションを持ち続けることになり、
さらにレバレッジをかけた状態で下落を迎えることになり、
どんな価格でも良いから、現金化したいという思いで投げ売り、
悲惨な結果となってしまうのです。

そしてリーマン・ブラザーズという投資会社の破綻により、
それが象徴的となり、世界規模で金融危機が連鎖的に広がっていくことになりました。

「バブル」をどのように捉えるか

バブルと崩壊の仕組み

これが10年前のバブルとその崩壊の一連の流れです。

このことから「バブルはなぜ発生するのか」という疑問には、
実は対して重要でないことから発生しており、
また何が原因、きっかけになるかは分からないというのが、
素直な回答になってくると思います。

それは個人トレーダー、それから機関投資家等のプロのトレーダー含めて、
儲かるなら何だっていいのです。
儲かりそうだから投資をするだけです。

投資対象は何だっていいのです。

これはチューリップバブルがそうだったように、
対象は、儲かる先なら何だっていいのです。

ですので、バブルとはいつどんなタイミングで
どういった形でやってくるかなんてことは、誰にも分かりませんし、
「これは人間の欲望が形として表れたものである」という見方もできます。

バブル崩壊のきっかけは、
あるほんのちょっとしたファンダメンタルズ要因がきっかけになることが多く、
バブルが形成されていった時と同様に、
レートが先行して下落していくことがほとんどです。

その証拠にリーマンショック前にも、
アメリカ経済やその他の国の経済で
何か大きな問題を抱えていたのかというと全くそんなことはありませんでした。

サブプライムローン等の証券化されたものが
多くの投資会社、機関投資家に過剰に売買された結果、
世界同時株安、極端な円高等が発生したのです。

現在、米国株、日本株含めて乱高下していますが、よくそこで、
「いやアメリカの経済は悪くないから今後も大暴落を続けることは無いだろう」とか、
「日本経済は上向きだから、これ以上下がることは無いだろう」
等といわれたりしています。

しかしリーマンショックの時を見れば分かるように、
大暴落する時は、実態経済に関係無く、落ちる時はとことん落ちるのです。

そしてそれは、ヘッジファンドや機関投資家等が、
先導してしているケースが多いということです。

彼らは実態経済がどうだから売るとかという戦略よりも、
とにかく多額の資金を使ってレートを操作し、
それにより利益を得ようとしていますので、
わざと大暴落を引き起こすきっかけを作ってくることも十分にあります。

このことから、まずはバブル時とその崩壊時も同様に、
暴騰、暴落している時に、実態経済がどうだから
これ以上は上がらない(下がらない)だろう等とは考えないほうが良いでしょう。

上がる時はとことん上がりますし、下がる時はとことん下がります。

ですので、まずは価格そのものを受け入れ、
それに従って対処することが重要になってきます。

そんな不確かなバブルというものに対して、
僕たちはまず、ヘッジファンドや機関投資家のように、
他人と成績を競争しているわけではありません。

バブルだと感じたら、いつでもゲームから降りることはできます。
また資金の量も自分で調節できますし、
レバレッジをかけずに投資することも十分に可能です。

そういった意味で、バブルに対しての対処方法は、
ヘッジファンドや機関投資家等と比べてはるかにハードルは低いと
考えることができるのではないでしょうか。

バブルと判断した際の投資について

バブル時のトレード

株式投資等、レバレッジをかけずに投資をするスタイルでしたら、
ファンダメンタルズを使ってバイアンドホールド的な戦略でも、
長期的に見れば、資金を失うことなく増やしていくことは可能です。

一方でレバレッジを使っているFXに関しては、
やはり長期で保有し続けるのは非常に危険です。

長期で保有する株式投資と、
レバレッジをかけてトレードするFXでは、
戦略を変えて考えないと非常に危険だといえます。

そういった意味でFXに関しては、
やはり特に現在の相場ではスキャルピングが一番有効であると考えています。

ボラティリティが高い時というのは、
スキャルピングというトレードスタイルは非常に資金効率が良くなります。

これからも米国株、日本株が大きく乱高下することで、
為替市場の値動きも激しくなってくることが予想されます。

こういった時は非常にボラティリティが高くなり、
それこそ数分で50pips、100pipsは平気で取れるような相場になる可能性も
十分に考えられます。

僕自身、リーマンショック時には、
スキャルピングをしていたのですが、当時のことは今でも覚えています。

非常にボラティリティが高く、
ポンド円なんかでは、1分足のスキャルピングでも、
数分で100pips、200pipsが平気で取れるような相場でしたので、
非常に簡単に大きく取れる相場になっていました。

ドル円でも、1分足を使ったロジックで、
簡単に50pips、100pipsを取れるような相場でしたので、
やはりボラティリティがある時の相場では、
スキャルピングは非常に稼ぎやすくなってきます。

ですので、こういった相場というのは、なかなかくるものではありませんので、
今は数年に一度のチャンスだと思って、
普段スキャルピングをされていない方も、
ぜひ挑戦していただけたらと思います。

またスキャルピングの具体的なロジック等は、
何か機会がありましたら、僕自身が実際に使っているロジック等を含めて
お伝えしていけたらとも思っております。

以上、今回はバブルとその後の崩壊の分析をしてみました。

わざわざその渦中に飛び込む必要は全く無く、
数分先の値動きを考えるスキャルピングで利益を出していったほうが、
はるかに安全ですし、また予想する必要も無く、
楽に資金を増やしていけると思います。

以上、何か参考になれば幸いです。

最後に

現在、私はアジアやアフリカの貧困解決のため、
社会起業家としても活動しており、
将来はこの貧困問題を解決したいという夢を持っています。

そのため、日本でも成功するトレーダーを輩出することで、
私と一緒に貧困問題を解決する仲間を増やしていけたら、という考えのもと、
こうしてクロスリテイリングさんに協力して、投資知識の発信をしています。

特に、私が常日頃からお伝えしていることですが、
相場というものは常に変化をしているので、
それにあわせてトレーダー自身も常に継続学習していく必要があります。

FXの基礎はもちろんですが、投資家として成長し続けるためにも
やはり日々の学習を積み重ねていくというのは欠かせないものになるのです。

こうした考えはFX-Jinさんをはじめ、クロスリテイリングさんでも
大切している理念であることを知り、そこに私自身も共感しました。

ぜひ皆さんも、トレーダーとして大切な継続学習について、
まずは私の記事を通じて参考にしていってもらえたらと思います。

さらに、私のとうし科!!でお届けする記事のほかに、
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この記事を書いた人のプロフィール

kitada

北田夏己

トレンド・レンジの両方から利益を上げる「ダブルロジック」を開発し、あらゆる場面をお金に変える相場の魔術師。年間5000万円の利益を、安定的に上げ続け、トレーダー界では伝説的な存在として知られている。

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