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第9回 RSI ~その2~

第9回 RSI ~その2~

今回は前回に引き続き、オシレーター指標の代表格、“RSI”についてです。前回は、RSI誕生の経緯や概要をお伝えしましたが、今回は実際に使用する際の注意点についてお伝えしたいと思います。

なぜ、“活用方法”という表現ではなく、“注意点”なのかは最後まで読んで頂ければお分かり頂けることと思います。逆張りスタイルではない方も、関係ないと思わずにぜひお読みくださいね。

活用の幅を広げる注意点

図1

RSI_計算式

まず、前回もお伝えした通り、RSIは一定期間の値動きの中でも、『値幅』に着目してその立ち位置を示します。計算式は図1の通りです。一定期間の変動幅(上昇・下落)のうち、上昇幅が何割を占めているかということを算出し、その割合が70%を超えているのか、はたまた30%を割り込んでいるのかという、エッジバンドが一般的な注目の的となります。

市場動向における買われ過ぎ、売られ過ぎといった水準を察知するため、70%を超えて買われ過ぎの水準に達した後にそれを割り込む場面で売りを、30%を下回り売られ過ぎの水準に達した後にそれを突破する場面で買いを選択するといった流れが一般的です。

前回のお話で、市場の値動きには平均回帰性があることは検証済みであり、確かに買われ過ぎや売られ過ぎといった水準が存在していて、そこから平均の水準に戻ってくること、そしてその水準を行き来する割合が高いということに、定説があることは明らかです。

ですから、70%や30%という水準に着目して仕掛けるというのももちろん正解の一つではあるのですが、それにだけ注目してしまうと理解不足になってしまいます。

毎回のお決まりになっていますが、テクニカル指標を活用する際には“そうだと言われているからそうする”という様な単純な使い方をするのではなく、一度立ち止まって見直していただき、偏った見方を卒業し活用の幅を広げる努力をすることが大切です。

RSIにおいては、『買われ過ぎ』や『売られ過ぎ』ばかりがもてはやされてしまいますが、それだけではありません。買いと売りの勢力が転換する分岐点となる、50%という水準にも注目しましょう。

図2

RSI_50%分岐点

図2を見ると、その50%のラインを分岐点として、買いと売りの勢力、どちらが強いのかを見て取ることができ、この例でいえば50%の勢力分岐の通り、上昇トレンド(赤円)と下落トレンド(青円)を形成していることが分かります。上手く当てはまっている例を持ち込んでいるとはいえ、これは実例です。この単純な分岐点を見てトレードしただけでも、相当の利益を獲得できることは、トレーダーにとってのチャンスではあります。

図3

RSI_だましのシグナル

しかし、70%や30%といったところにばかり目を光らせている人はこのチャンスに気がつかないだけではなく、落とし穴にさえなってしまいます。の証拠に図3では、70%の水準の売りシグナルにフォーカスしてみました。①も②も、残念ながら売りシグナルとしてはいわゆるだましとなってしまっています。そこでエントリーしていたとしたら、その後の価格の踏み上げに痛い思いをしてしまったでしょう。

50%という水準を理解していれば、まだまだ買いが優勢であることは一目瞭然なのに、それに目もくれずに70%ばかりを見ているから落とし穴にまんまとはまってしまうのです。こうして結果が見えているので、痛手の後に③というチャンスが訪れて、無事に利益を獲得できるということが分かりますが、これがリアルタイムだったらどうでしょう、痛い経験の後のシグナルです。直近で2回だまされているのですから、エントリーを渋っても仕方ありません。

買いと売りの勢力がどちらか一方に極端に偏るという現象は、そう頻繁に発生するものではないので、信憑性が高いと言いたいのは山々なのですが、だからこそだましに遭った時のダメージは、口座残高にもトレーダー自身の記憶にも、深く刻み込まれてしまうのです。

苦い経験をすることがあるのは、RSIに限ったものではありませんし、③の様に上手く機能することがあることももちろん事実です。しかしながら私としては、70%から割り込んだ、30%を超えて来たということをエントリーのシグナルとしてではなく、トレンドが一旦調整局面に突入するのではないかという見方をするのが得策ではないかと思います。

また、エントリーのシグナルとしても活用したいという場合は、他の指標、例えばオシレーター系指標とは性格の異なる、移動平均線などといったものと組み合わせることをお勧めしたいと思います。

次回、私がRSIの真骨頂だと思っているダイバージェンスについてお伝えして、RSIについてを締めくくりたいと思います。ダイバージェンスは、価格と指標が逆行する現象で、発生率が低いことも手伝って売買シグナルに直結しますが、RSIの場合はどうであるかや、売買シグナルとしてだけでなく、他の見方としてはどうなのかなどをお伝えしたいと思います。RSIを本当の意味で活用したい方は、ぜひお読みください。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

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1秒スキャルFX

この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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