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第12回 ストキャスティクス ~その2~

第12回 ストキャスティクス ~その2~

前回に続き、今回もストキャスティクスを取り上げ、もう一段踏み込んだお話をしていきたいと思います。

まず簡単な復習となりますが、ストキャスティクスはオシレーター系指標ですから、値動きの方向性を探るものではありません。
一定期間内における現在価格が、高いのか安いのか、そしてそれは“若干”なのか“とても”なのかを、段階的に見ることがメインの目的です。

なお前回はこういった概略に加えて、適正なパラメーターを設定することによって更に効果的な示唆をくれることと、トレンド系指標との相性の良さをお伝えしました。

しかし、ストキャス最大の弱点“だましの多さ”の対策についてはまだ十分ではありません。

そこで今回は、具体的なだまし対策と、ストキャスティクスをはじめとするオシレーター系指標の注意点をお伝えしたいと思います。

3種類のラインを活用する

図1

チャート画面

オリジナルのストキャスティクス(図1上段)では、%Kというストキャスのベースであり最も反応の早いものと、一定期間内の%Kを平均化した%Dがべースとなります。
緑の点線が%Kです。鋭角に動いているあたり、その反応の早さがうかがえます。
そして赤い線が%D。%Kの合間を縫うように滑らかに動いているのが分かります。

この2つを使っているとだましに遭いすぎてしまうために、その対策をとして活用するのがスローストキャスティクス(図1下段)です。

名を見てお察しのことと思いますが、S%Dの算出には%Dを用います。
算出方法は(図2)の通り。

図2

計算式

Zの部分は任意ですが、一般的には“3”です。
つまり過去3つの%Dを平均化させるということになります。

(図1)の赤い線が%D、青い線はS%Dです。
一見すると%Dよりも遅く方向転換をしているだけの様にも見えますが、%Kと%Dの関係と同じく、合間を縫う様に滑らかな曲線を描いています。
%Kという反応が早すぎるものを二重に平均化するわけですから、良い意味で反応が遅くなります。ですから慎重な判断ができ、だまし対策となるのです。

図3

計算式

さて、具体的にトレードにどう反映させるかという話ですが、結局のところどれもストキャスであることには変わりないので、やはり20%を突破、または80%を割り込んだところで仕掛けます。
今回は(図3)の通り、%K、%D、S%Dの3つを全て表示させることがポイントです。

3つを並べてまず思うことは、%Kがいかに早とちりかということ。
①の段階で%Kは早々に80 %を突破しすぐに下抜けていますが、他は全くついてきていません。
下落トレンドが始まったと判断するにはあまりにも早過ぎます。

ただ、これを見て“使えないな”と判断するのではなく、%Kは値動きの予兆として活躍してくれていると思えば良いのです。
予兆を表す%Kに続いて、%D、S%Dが順番に80%を突破した後、S%Dが80%を下抜けている②の時点で仕掛けるのがベターです。

ここでもう一つ安全策を講じたいのは、“S%Dが突破する以前に%K、%Dが頭打ちになっていないか”ということです。
頭打ちになっているとすると、いわゆる手遅れになっている場合があるからです。

ですから、瞬間的とはいえ%Kが方向転換している②のエントリーというのは100点満点だとはいえないということです。
それをふまえると、その後の③の段階でのエントリーのほうがより良いといえます。

この様に、対策に対策を重ねても、常時上手くいくなんてことはありません。
だましがなくなるということも絶対にありませんから、ネガティブシナリオも頭に置いておく必要があります。

ただ、3つを同時に見ておくことで『負けを避けるのではなく、負けを小さくすること』は実現できるはずです。
トレーダーにとって限定的な損失は必要悪。
3つライン表示したストキャスティクスでは、予兆の時点から段階的に察知することができますから、損失の限定が実現しやすいです。

トレンドは、衰えがあり、失速して、転換期を迎えます。
ストキャスティクス然り、オシレーター系の指標というのは、この方向転換の時を教えてくれます。

しかしそれがだましであった場合に何が起こるかというと、一方向に張り付き、強いトレンドだと認知されますね。
すると、予想した値段から更に離れていきます。

最後にお伝えしておきたいポイントは、だましだと分かった時、いかに素早く損切りをするかという事。
ここでうっかりしていると大痛手を食らうことになります。
ストキャスティクスを相棒にする時には、潔い判断を心がけてみてくださいね。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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