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第13回 ストキャスティクス ~その3~

第13回 ストキャスティクス ~その3~

過去2回に渡ってお伝えして参りましたストキャスティクス(以下ストキャス)ですが、馴染み深くなってきましたか?

早とちりをしてしまうことや、それに対する対策方法、またオシレーターらしい逆張りの手法だけでなく順張りにも効果を発揮することなどをお伝えして参りましたので、なかなか使えるなと思って頂けていたら嬉しいです。

さて今回は、引き続きストキャスティクスがテーマなのですが、ちょっと違う視点での活用法についてお伝えしたいと思います。

トレンド転換の予兆

指標が示す先というのは、どんな時も価格動向と連動するように思いますが、ストキャスティクスやRSIなどのオシレーター系指標では、算出方法の特性上連動せずに逆行するということが稀に起こります。

上昇トレンドでは現在価格が高値を更新しているにも関わらず指標は高値を切り下げる、下落トレンドでは現在価格が安値を更新しているにも関わらず指標は安値を切り上げているという現象で、これをダイバージェンスといいます(図1参照)。

図1

ダイバージェンス

そして、この現象が示しているのは、トレンド転換の“予兆”です。

価格が上がっているのに指標が下がっているということは、上昇トレンドの衰えを示唆するもので今後下がる“かも”という要素の現れだということです。
価格が下落している局面においてはその反対になります。

ストキャスティクス自体が、元々“売られ過ぎ”や“買われ過ぎ”を現している中で、ダイバージェンスが表れるということは、売りと買いの水準から一歩先に踏み込んだ、今後の動向についても示しているということになりますよね。

前回までの2回で、%K、%D、S%Dの3つのラインについて解説していましたが、このダイバージェンスはどのラインでも起こる可能性があります。

しかし、%Kについては計算式などを通じてお分かりの通り、直近の価格によって大きく左右されるため、ダイバージェンスが示現したからといってすぐにエントリーをおすすめできるものではありません。
実戦で活用するならば、敏感なものよりも多少鈍感でも慎重なもの、つまりS%Dが最も適していると思ってよいでしょう。

ダイバージェンスは転換の予兆を表すため、トレンドの最終局面での示現が基本となるわけですが、あくまで予兆は予兆。
あくまで先読みですから、あまりに過剰な期待やエントリー直後に楽観的になるのではなく、予兆が現実になるかどうか値動きを段階的に見る必要があります。

では、段階的な確認の一例として移動平均線と組み合わせてみましょう(図2参照)。

図2

移動平均線とストキャスティクス

上昇から下落へとトレンドが転換する予兆が確認されたところでエントリーします。
予兆が現実になったとすれば、価格が移動平均線を下回るはずで、さらに移動平均線は下の方向を示すはずですよね。エントリーに自信を持って良いのは、ここまでが確認できた時です。

つまり、ダイバージェンスでエントリーしてからは、他の指標でトレンドの明確な転換を確認する、もしくは直近の安値(高値)を割り込む(突破する)様なことがあれば確信を持つといった要領です。
尚、決済判断はストキャスティクスをベースにしてしまうと、オシレーター系指標の特性上トレンドの転換の認識が早過ぎてしまい、結果小幅な利益に留まってしまうことが少なくないため、これについてはその他トレンド系指標と併用し利大の追求をおこなうのがベターです。

更に、エントリーの際に忘れてはいけないのが、価格が思惑通りに動意付かなかったことを想定したロスカットの設定です。
どの水準に置くかというと、例えば、直近の高値や安値から●pip乖離したところといった、比較的早い段階に置く方が賢明です。

なぜなら、まず予兆段階でエントリーするということは、ある意味大底圏や天井圏を捉えるということですから、それが覆された場合には、トレンドの転換点であるとの見方が誤りであったことを示しており、むしろそれは元のトレンドに対する一時的な押し目(戻り)で、後に価格がエントリーポイントから大きく逆行するリスクが高まるためです。
先にも言った様に、予兆はあくまで予兆ですから、楽観的になってはいけません。

楽観視は禁物とはいえ、ダイバージェンスの戦略では、比較的早い段階でのロスカットを選び取ることによって損失は限定できているわけですから、ロスカットになってしまったからといって、たいそう嘆く必要はありません。

というのも、これが上手く機能した場合は、大底や天井で仕掛けられている訳ですから、利益の幅に関しては多いに期待が持てるでしょう。
つまり、トレーダーが目指すべき、“利大損小”を実現しようとする行為ですから、これは投資として成功と言って良いはずです。

私は常々感じていますが、投資で100%勝とうということは不可能です。それを目指そうとすることも、無駄です。
だからこそ私たちが淡々と狙わなければならないのは、この“利大損小”に限ります。
それを実現する方法の一つとしてダイバージェンスも活用いただけたら嬉しく思います。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

さらに私は現在「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」というコンテンツでも、講師を務めさせていただいています。

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1秒スキャルFX

この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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