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第15回 DMI ~その2~

第15回 DMI ~その2~

前回に引き続き、今回もDMIについて解説して参ります。

前回は、+DIと−DIの意味やDMIの基本的な見方や使い方をお伝えしましたが、今回はダマシについて重点的に解説したいと思います。

DMIを有効に活用するためには

図1

DMIの有効活用

まず、前回お伝えしたエントリーポイントとしては、+DIが−DIを上抜けたタイミング(図1赤円)や、−DIが+DIを割り込んだタイミング(図1青円)が売買シグナルであるといったものでした。
それは、+DIが価格の上昇力を、−DIが下落力を示すものであり、両者のクロスがトレンドの転換を示唆するものだからです。

そして、それに加えてトレンドの強さを示すADX(図1緑点線)が上昇しているか下落しているかにも注目し、上昇ならトレンドが強く、下落して低迷しているなら持ち合い相場だと認識することによって、より優位性の高いトレードができるということをお伝えしました。

しかしながら、前回の終盤にもお伝えした通り、いくらDMIが万能選手だとは言っても毎回必ず適合して利益をもたらしてくれるかというと、それは不可能です。他の指標と同様にダマシの局面が当然あります。
そのダマシ発生時の特徴まで理解できて初めて、DMIを有効に活用できるというものです。

ダマシに遭う傾向が少なくない

図2

DMIのダマシ

DMIは、オシレーター系でありながらトレンドの有無を教えてくれる側面があるため、持ち合い相場ではダマシに遭う傾向が少なくありません。

図2をご覧いただくと、+と−のDIのクロスが頻発しているうえにADXも低迷していて、トレンドが弱いことが分かります。
こうして結果論として見ているため、「こんな持ち合い相場のクロスではエントリーしないよ」とお思いになるかもしれませんが、実際に動いている相場を見ていたら、クロスをチャンスと捉えてしまうかもしれません。

そうして、何度かトライする度に見事にだまされていたとしたら、図の後半でようやくトレンドが出た時にはもう疑心暗鬼になってエントリーできずに指をくわえて傍観する他なく、機会損失となる可能性が低くないことは容易に想像ができます。

ADXはダマシの判定にもひと役

では、そうなってしまわないためにどうすれば良いのかというお話です。
ポイントは2つあります。

まず1つ目のポイントは、+と−のDIの間隔に注目することです。
プラスがマイナスを上抜けるということは、下落力よりも上昇力の方が強いことを表します。これは、上昇力が強いというだけではなく、下落力が弱いという側面があります。

つまり、上昇力が強くなくても下落力が弱まればクロスが起こるということですから、安易に飛びつくのは危険です。クロスが起こり転換のシグナルが確認された時には、その後に両者の間隔が拡大するかに注視して、トレンドの信ぴょう性を必ず確かめるというクセを付けることをおすすめします。

続く2つ目は、ADXの位置に注目することです。
ADXはトレンドの強さを示してくれますが、図2ではADXがどちらかのDIを下回る場面が多く見受けられ、トレンドが弱い証拠として非常に分かりやすいですね。
この場合、DIのクロスが起こってもトレンドが弱いと判断して、エントリーは見合わせるのがベターでしょう。

この様にADXは、エントリー前はもちろんですが、実はエントリー後のダマシの判定にも一役買ってくれます。

トレンド転換後のADXの方向性に注目

図3

トレンド転換後のADX

図3の赤い円の部分は、+DIが−DIを上抜けている場面です。
先の方のクロスでは、直後からプラスとマイナスのDIの間隔は広がっていきますが、間も無くADXは下を向いています。そして徐々にDIに近寄り、結果下回っています。
この時、先のクロスはダマシであったと判断できます。

その時、トレーダーとしてどう立ち回るのが得策かというと、潔く損切りだと私は考えます。長い持ち合いの後に大きなトレンドが表れる傾向も加味した判断です。

後のほうのクロスでは、DI同士の間隔はそれほど広くはありませんが、ADXを見ると非常に心強い展開になっているのが分かります。
+と−のDIを下抜けずに時間の経過とともに上昇し、値動きはというとある程度の値幅を伴って強く上昇していることが分かりますので、自信を持って保有し続け、利益を追求することができます。

トレンドの転換を確認してエントリーした後、2つのポイントを見て柔軟な決済判断ができれば、トレードの精度の向上が見込める他、ポジションに自信を持つこともできるため、メンタル的な負担も軽くすることができます。活用してみてくださいね。

ポイントでもお伝えした通り、ADXは様々な場面で心強い存在になってくれます。
次回はそのADXをさらに段階的に捉えて更に活用していく方法と、肝心の決済判断についてのパターンを紹介したいと思います。ぜひお読みくださいね。

最後に

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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