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第17回 移動平均線 ~その1~

第17回 移動平均線 ~その1~

テクニカル界ナンバーワンの王道的指標

今号からはテーマを変え、”移動平均線”についてお話させていただきます。

この「移動平均線」はFXに限らず、トレーダーであれば一度は耳にしたこと、またチャートに表示してみたことがあるであろうポピュラーなインジケーターですよね。
しかし、見たり聞いたりしたことはあっても、人に話せる程は理解していなかったり、具体的な活用方法となると「?」な方が少なくありません。

そこで今号からは、移動平均線の概要や基礎的な部分から、応用編そして実践に至るまでを、複数回に渡って余すことなく解説してまいりたいと思います。

価格動向を可視化する

まずはこの移動平均線の生い立ちですが、1920年頃に米国で考案されたテクニカル指標です。
1960年に米国のアナリストのJoseph E. Granville氏『グランビルの投資法則』を出版したことをきっかけに、一般に知れ渡るようになりました。

考案されてから一躍有名になるまでには時間を要しているものの、長い歴史を持つ代表的なテクニカル指標であるに違いありません。

移動平均線の考え方はとてもシンプルです。
毎分・毎日・毎週・毎月形成される価格動向を平均化することで慣性を引き出し、トレンドの方向性を捉えようとするものです。

図1

移動平均の説明表

その上で、まずは図1を参照してください。

これは2つのクラスで行ったテストの平均点で、1回目から10回目までの結果を記したものなのですが、この表をパッとご覧になって、1組と2組のどちらの成績が伸びているかお分かりになるでしょうか。
もちろん、細かく数字を追っていけば検討がつくものと思いますが、一見しただけでは判断しがたいのではないでしょうか。

推移や方向が一目で分かる

図2

移動平均の説明グラフ

こんな時に役立つのが移動平均線です【図2】。
これは各クラスの過去5回の平均点を求めてグラフ化したものです。グラフ化することで視覚的に分かりやすくなるほか、1回1回の数値の比較では見えてこなかった各クラスの成績の推移を認識できるようになります。

具体的にいえば、1組の成績は序盤こそ2組に比べて劣っていたものの、その後は大きく盛り返しているのが確認していただけますね。
その一方、2組の成績は最初の頃こそ1組より成績優秀であったものの、後半にかけては大きく低下し、右肩下がりに落ち込み続けているのが確認していただけるでしょう。

このように、個々の推移では認識しにくい数値の変化を平均化し、方向性を見い出そうとしたのが移動平均線の考え方になります。

パラメーターの選定方法

今回挙げた平均点の事例では、移動平均線を作成する際に期間5を採用しましたが、移動平均線を活用するうえで、この採用期間を幾つにするのかは、非常に重要なポイントとなってきます。

最も多く使われているものとして、5(短期)・25(中期)・75(中長期)・200(長期)などになります。

日足でいえば、5日は1週間、25日は1ヶ月、75日は3か月にあたり、200日はグランビル氏が提唱した値でもあることから有名で、今も多くの愛用者がいるパラメーターであるといわれています。

続いて週足では、およそ3ヶ月間を示す13週や半年間を示す26週、また1年間を示す52週などが一般的なパラメーターになります。
ちなみにこの26と52という値は、一目均衡表で採用されているパラメーターでもあるため、そういった意味でも人気のあるパラメーターになります。ぜひ覚えておいてください。

次の月足については1年間を示す12ヶ月、2年間を示す24ヶ月間、3年を示す36ヶ月などのパラメーターが有名です。
また、少々マニアックなものになりますが、フィボナッチ数列の一部なんかも欧米では人気だといわれています。

「何を知りたいか」その観点が大切

図3

時間足とMA採用期間

さて、日・週・月、それぞれご紹介いたしましたが、どれをとっても普段の生活に馴染み深い普遍的な値が採用されていることにはお気付きかと思います。

そんな中からパラメーターを選定する際に大事なことは、どれが有効なのかということ以上に、自分自身が何を知りたいのかという観点です。

短期的な方向性を知りたいのであれば小さな値を、長期的な方向性を捉えたいのであれば大きな値を採用する。
単純に思われるかもしれませんが、トレードにおいては重要であるにも関わらず、時に見失ってしまいがちなポイントとなります。

「そんなこと分かっているよ!」と切り捨てるのではなく、現状採用しているパラメーターがご自身のトレードに合っているのか、またご自身が知りたいことを教えてくれる数値といえるのか、【図3】をもとに振り返っていただき、初心に立ち返る機会になれば嬉しいです。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

さらに私は現在「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」というコンテンツでも、講師を務めさせていただいています。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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