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第19回 移動平均線 ~その3~

第19回 移動平均線 ~その3~

50年以上の歴史を持ち、今も重宝される手法

前号では、移動平均線の単線分析と題して、具体的な売買シグナルについてお話しました。今号も引き続き、移動平均線を取り上げ、さらに踏み込んだ部分について解説していきたいと思います。
今回取り上げていくのは「グランビルの法則」です。

グランビルの法則とは、今から50年以上前に米国の証券アナリストJ・Eグランビル氏によって提唱された、200日移動平均線価格の位置関係から売買タイミングやトレンドを捉えていく分析手法です。
今でこそ、200というパラメーターが当たり前になりましたが、この頃はとても斬新な値であったのではないでしょうか。

グランビル氏は、200日移動平均線を対象にこの手法を考案されましたが、何も200という値を採用しなければ活用できない手法ではありません。どのパラメーター、どの時間軸であっても基本的な考え方は一緒です。

買いシグナルの詳細を解説

グランビルの法則には、買いと売りそれぞれ4つのパターンがあり、合計8つのパターンから成り立っています。【図1、2参照】

どれも移動平均線の特性を活かした売買シグナルではありますが、中には注意すべき点もありますので、ひとつひとつ詳しく解説していきたいと思います。

図1~買いシグナル~

買いシグナルパターン

1つ目は買いシグナル(1)です。
これは移動平均線が一定期間にわたって下落した後に横ばいに転じるか、または穏やかながら上昇に転じたときに価格が移動平均線を下から上抜けたとき、買いシグナルとするものです。

これが典型的な買いシグナルです。
移動平均線が一定期間にわたって下落した後にトレンド転換を示唆するシグナルとなりますので、注目度は高いといえるでしょう。

次に買いシグナル(2)
これは、上昇を続ける移動平均線に対して、価格が一時的に上から下抜けたときを買いシグナルとします。一見、デッドクロスにも見えますが、この局面では移動平均線が上昇を続けている中で確認されている為、未だ買いの勢いが強いことを示唆します。

見方を変えれば、このデッドクロスは騙しであり、移動平均線の傾きから再び上昇に転じると予測した上での買いのシグナルになります。
但し、移動平均線を割り込んだことには変わりなく、そのまま下落してしまうケースもあることから、弱い買いシグナルと理解しておく必要はあるでしょう。

続いて、買いシグナル(3)です。
これは、価格が上昇基調の移動平均線の上を推移する中、その後、移動平均線に向かって下落したものの、移動平均線を割り込むことなく、再度上昇を始めたときを買いシグナルとするものです。
先程の買いシグナル(2)と比べると、移動平均線での下値支持を確認した後の押し目買いシグナルとなることから、トレンドの信憑性は高いと捉えることができるでしょう。

続いて、買いシグナル(4)です。
これは、価格が下落基調の移動平均線の下で推移する中、さらに移動平均線から大きく下方乖離したときを買いシグナルとするものです。
価格の方向性こそ下落トレンドでありますが、移動平均線には、価格が一定以上離れるとその後、価格が移動平均線に向けて戻ってくるという特徴があり、その性質を利用した売買シグナルとなります。

ただし、この売買シグナルは急落局面に対する一時的な戻りを狙うもののため、あくまで、下落トレンドの最中で確認される買いシグナルであるという事は念頭に置いておく必要があるでしょう。

また、移動平均線から大きく乖離した局面といっても、通貨ペアや採用する時間軸によって有用な乖離率は異なることから、安易な逆張りは禁物であることはいうまでもなく、しっかりと検証を重ねた上で採用していくことが大切です。

買いシグナル(4)について、この様な価格と移動平均線の特徴からエントリーポイントを見出そうとするテクニカル指標にエンベロープというものがあります。
乖離率の観点から各通貨ペアの傾向を捉えるには最適なインジケーターになりますので、興味のある方は活用してみて下さい。

シグナルに至る値動きが重要

さて、これまで買いシグナルを4つ見てまいりましたが、売りシグナル4つはその反対になります。【図2参照】

図2~売りシグナル~

売りシグナルパターン

売りシグナル(5)が典型的な売りシグナルであり、売りシグナル(6)は移動平均線の上方突破を根拠としたもの。
そして、売りシグナル(7)は戻り売りのシグナルであり、売りシグナル(8)は移動平均線から乖離局面を対象とした売りシグナルです。

8つそれぞれに特徴がありますが、パターンとして一面的に捉えるのではなく、そこに至るまでの値動きの経過をイメージすることを忘れてはいけません。

最後に、各売買シグナルが確認されたチャートで特徴をおさらいしつつ、値動きをイメージしながらご覧いただければと思います。【図3参照】

図3

チャート上の値動きイメージ

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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