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第23回 MACD ~その2~

第23回 MACD ~その2~

MACDの最大の利点はシグナル発生の早さ

テクニカル分析の入口となりやすいMACD。
入口として幅広く利用される一方で、奥深くまでは知られないまま世に知れ渡るという負の側面も持ち合わせたまま今の地位を確立したところがあるように思います。

せっかく優秀な内容を伴っているのだから、理解しないともったいない!
ということで今回は、前回の内容をもう少し噛み砕いて、深くまで解説してみたいと思います。新たな発見をしていただければ嬉しいです。

図1

移動平均線との比較

まず、MACDの最大の特徴ともいえるシグナル発生の早さの理由についてですが、図1のチャートで移動平均線がクロスしているポイントと、MACDとシグナル線がクロスしているポイントを比較すると、全ての局面においてMACDのほうが早いことが分かります。

図2

短期・中期EMA

図2は、MACDがこの緑斜線の部分を捉えて生成されているということを示していますが、チャート上に描かれた短期と中期のEMAではまだクロスを迎えていません。

けれども反応が早いMACDならば、上昇トレンドに陰りが出て短期EMAが横ばいになったり、少々凹んだ段階でシグナル線と交わる方向へ傾斜したりしていることでしょう。

なぜなら、図2の(1)のポイントでは大きな陰線が現れ、その後は小幅に安値を更新している格好ですので、移動平均線の中でも最も反応の早いEMAがそれを見過ごすはずはなく、EMAの価格の差(短期-中期)を線にしたMACDの反応が早まるというのは容易に想像できるからです。

トレンドの転換を早めに推測するMACDの着眼点

MACDはそもそも、移動平均線の反応の遅さという弱点を補うために生まれたもので「移動平均線がクロスする前段階には、その2線間の差が縮まるという現象が必ず生じる」という、今となれば当然の経緯に着目されたものです。

0ラインとの交差という視覚的に捉えやすさだけでも優秀ではありますが、さらにシグナル線が派生したことも手伝って、移動平均線のゴールデン・デッドクロスよりも早く、そしてよりスムーズにトレードに活かせるようになったわけです。

残るヒストグラムの存在ですが、短期と中期のEMAの差を表すMACDと、そのMACDを更に平均化しているシグナル線の乖離を捉えて示しているわけですから、当然その反応の早さは目を見張るものがあります。

図3

ヒストグラムの反転

トレンドの衰退は人の感情のように敏感で、プラスとマイナスの山を築くように表示させることで、更に投資家の心理を煽るようにも思えるほど。

図3を見てもお分かりになるかと思いますが、ヒストグラムの反転は価格が底を打つ前に発生するという、後から見なければ“ここが仕掛けどころだ”とは判断し難いところになるケースが多いのも事実です。

この例はヒストグラムの示す通りとなりましたが、リアルタイムの相場では、この反転で仕掛けるには相当な勇気が必要だと思います。
(ヒストグラムの成功事例ばかりを見せるセミナーや資料などの落とし穴だともいえますのでご注意を)

また、ヒストグラムの山のピークを判断するには些細な差を見分けるための裁量が要求されます。
前回も言いましたが、ヒストグラムは次に来るであろう(2)のMACDとシグナル線のクロスの準備段階として捉えるのが賢明でしょう。
または、それまでの間に保有しているポジションが複数あった場合は、段階的な手仕舞いのポイントとするのもオススメです。

段階的に売買サインを教えてくれるツール

市場の動きは主に3種類で、上昇と下降、そして横ばいに分類されます。
むやみにエントリーするよりは、より利益が上がりやすいと想定される場面でのエントリーを心がけるわけですが、その場面というのはやはり上昇や下降を迎えている時ですよね。

図4

サインの順番

市場にきれいなトレンドが出ている時、ヒストグラムとMACD、シグナル線のそれぞれが図4のような順にサインが現れてくれて、トレンドの方向性や勢いの強弱を教えてくれます。

ヒストグラムで準備をし、MACDとシグナル線のクロスでエントリーするというのは、その時点で3つの指標がそれを指示しているということなので、決定材料としては十分といえます。

もしも0ラインと交差せずに再び離れてしまうことがあるなら、潔く“だまし”であったことを認めて手仕舞うこともひとつです。

もしもMACDと0ラインが交差するならば、そのポジションへの信憑性が増すこととなり、シグナル線が0ラインと交差する頃には含み益が獲得できるなど、あなた自身の中に余裕が生まれていることでしょう。

順を追って私たちの背中を押してくれるこの指標は、仕掛け・手仕舞いのポイントをしっかり判断するにも一役買ってくれることと思いますので、ぜひ愛用してみてくださいね。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

さらに私は現在「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」というコンテンツでも、講師を務めさせていただいています。

この講座の特徴は、たった2色を見分けて相場を読み解ける点にあります。
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1秒スキャルFX

この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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