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第24回 MACD ~その4~

第24回 MACD ~その4~

ダイバージェンスは有用な売買シグナル

これまでMACDの基礎から応用、各シグナルの長所から短所に至るまでMACDの魅力と実践的な活用方法についてお話してきました。

4回目となる今回は、MACDのもう一つの売買シグナルである『ダイバージェンス』について解説してまいります。

ダイバージェンスとは、高値圏または底値圏で価格とオシレーター系指標の動きが相反し、後にトレンドが転換する現象のことです。

このダイバージェンスはRSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標で確認されるトレンド転換シグナルとして有名ですが、何もこの2つの指標に限定されるものではありません。

その他のオシレーター系指標はもちろんのこと、トレンド系指標の代表格であるMACDにおいても確認される有用な売買シグナルです。

具体的にMACDのダイバージェンスとは、上昇トレンドの時に価格が直近の高値を更新しているにも関わらず、MACDまたはシグナル線が前回高値を更新できずに横ばいあるいは小幅な上昇に留まっている状態のことで、上昇トレンドの終焉を示唆するものです【図1】。

図1

MACDのダイバージェンス

反対に、下落トレンドの時に価格は直近の安値を更新して下落しているにも関わらず、MACDまたはシグナル線が前回安値を更新することなく横ばい、あるいは小幅な下落に留まっている状態の時は下落トレンドの終焉を示唆します。

なお、この手法を用いる時にはダイバージェンスの確認をMACDで行うべきか、シグナル線で行うべきかとの疑問が湧くと思いますが、どちらか一方で見るよりも各ラインの長所と短所をふまえた上で両方確認いただくことをお勧めします。

なぜならMACDは、シグナル線に比べて敏感に反応するといった長所がある一方で早過ぎるがゆえに騙しになることがあるからです。

また、シグナル線はMACDを平均化しているため価格に対して遅行する特性がありますが、ラインが滑らかで変曲点も認識しやすいため騙しの軽減に役立ちます。

そのため、どちらか一方だけに偏るのではなく、両ラインを視野に入れダイバージェンスを捉えましょう。

エントリーだけでなく決済にも活用できる

具体的な仕掛けのポイントは大きく2つです。

1つはダイバージェンスが確認された後のMACDとシグナル線のクロス
2つ目は、ダイバージェンス確認後にMACDが前回高値(安値)を更新した局面になります【図2】。

前者はエントリータイミングが早く、期待利幅や許容損失幅を小さくできるのがメリット、後者は遅い分だけ期待利幅は小さくなりますが、トレンド転換の信憑性の高い局面を対象にトレードできるのがメリットです。

図2

2つの仕掛けポイント

どちらが良いか悪いかは、トレードスタイルや各局面によっても異なりますが、それ以前にダイバージェンスがトレンド転換の予兆を示唆するシグナルであることは忘れてはなりません。

そのため、騙しになることも想定の上でエントリー後は速かにストップを設置することが大切です。

そして、MACDのダイバージェンスを活用するうえで最も重要なことは、「MACDのダイバージェンスは一体何を示すのか?」をきちんと理解しておくことです。

間違ってもRSIやストキャスティクスと同じだろうと一括りにしてはいけません。

確かに、価格と指標の逆行現象という意味においては同様ですが、それらが示唆することは同じではありません。

具体的にRSIが一定期間の“変動幅”を見ているのに対し、ストキャスティクスは 一定期間における“終値”の水準です。

それに対しMACDが見ているものは、期間の異なる2本のEMAの乖離です。

MACDのダイバージェンスが確認されたということは、前回のトレンド発生局面に比べて2本のEMAの乖離幅が拡大していない、つまりそのトレンドは勢いに欠けるものであり、長時間に渡って続く可能性は乏しく、騙しになる可能性が高いことを示唆しているのです。

また、この特徴をふまえればダイバージェンスはエントリータイミングだけでなく決済タイミングを捉える際にも応用できます【図3】。

図3

ダイバージェンスによるエントリー、決済

価格の順行に合わせてMACDも追随するのが本来のトレンドの特徴です。

MACDの4つの売買シグナルと合わせてダイバージェンスに注目することで、より精度の高い分析が可能になりますので、今回を機にご自身の戦略に合った活用方法を見いだし、効率的なトレード実現してみてください。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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