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第29回 ボリンジャーバンド ~その4~

第29回 ボリンジャーバンド ~その4~

前回は、ボリンジャーバンドの核となる標準偏差の求め方とその有用性についてお話しました。
4回目となる今回は、いよいよボリンジャーバンドを使った具体的な分析手法について解説してまいります。

ボリンジャーバンドの売買シグナルといえば、標準偏差の特性(±3σ~±1σデータが収まる確率が 99.7%〜68.3%)を踏まえた+2σタッチで売り−2σタッチで買いというのが有名ですが、それは間違いであるということは前号までで述べてきた通りです。

その上で、ボリンジャーバンドをマーケット分析で活用するために注目すべきポイントは大きく3つあります。

1つ目は、ミッドバンドを通じたマーケットの方向性。

2つ目は、±1σ~±3σのバンド幅からみるボラティリティの大きさ。

そして3つ目は標準偏差を通じてみる相対的な価格の高さです。

そして、これらの材料を基にマーケットを複合的に分析できるのがボリンジャーバンドの最大の魅力です。

ミッドバンドと価格の位置から方向性を探る

では具体的に、1つ目の「ミッドバンドから見るマーケットの方向性」から解説していきます。

まず、ミッドバンドの算出に当たっては、標準偏差でも使用している SMA(単純移動平均)を使うのが一般的です。

分析方法はSMAな訳ですから、ミッドバンドと価格の位置関係からみる「移動平均線分析」をそのまま落とし込むのがベターです。

【図1】

移動平均線分析

価格がミッドバンドの上方を推移していれば上昇トレンド、反対に価格がミッドバンドの下方を推移していれば下落トレンドというシンプルな見方です。

そして、価格が移動平均線と交わる局面はトレンド転換を示唆するものであり、ゴールデンクロス・デッドクロスと同義になります。

また、価格が移動平均線を巡って往来する局面はトレンドレスであり、売り方と買い方が拮抗する保合い局面であると認識することができます。

ボリンジャーバンドというと、各±σのラインに目が行きがちですが、移動平均線を応用した指標であるということは忘れてはいけません。
むしろ、ミッドバンドを通じて信憑性の高い方向性を認識するからこそ、後に解説する±σラインでのアプローチが真価を発揮するのです。

スクイーズ・ポージとエクスパンション

さて、続いて「±1σ~±3σのバンド幅からみるボラティリティの大きさ」についてです。

ボリンジャーバンドを活用する上で、最も注目すべきポイントがこの”バンド幅”になります。

なかでも特に重要なのは「スクイーズ」「ポージ」です。

スクイーズとは、バンド幅の最縮小局面のことで、一定期間の値動きのなかでボラティリティが最も低下したことを示唆します。
一方のポージは、その反対でバンド幅の最大拡大局面のことで、一定期間の値動きのなかでボラティリティが最も高まったことを示唆するものです。

これらは、保ち合い局面やトレンド終焉局面など、トレンドが変化する場面で確認される重要なシグナルになります。

【図2】

スクイーズとポージ

バンド幅が狭まるスクイーズは新たなトレンドが発生する予兆、ポージはそれまでのトレンドの終焉、または衰えを示唆するシグナルと覚えておいてください。

続けて、スクイーズやポージに加えてもう一つ覚えておいていただきたいことがあります。

それは「エクスパンション」です。

エクスパンションとは、スクイーズからポージに移行するまでの間に訪れるバンド幅の拡大局面です。
詳しくは下の図をご覧ください。

【図3】

エクスパンション

バンド幅が縮小するスクイーズが確認された後に+2σにタッチすると、価格の上昇に合わせてバンド幅が拡大しているのが確認いただけると思います。
この局面こそがボリンジャーバンドの特性を踏まえたエントリー機会です。

なぜならば、スクイーズは一定期間において値動きが最も小さいことを示すもので、エクスパンションは新たなトレンドの発生を示唆するシグナルだからです。
保ち合いからの離れの局面といえばイメージしやすいかと思います。

したがって、具体的なエントリータイミングは+2σタッチで売り−2σタッチで買いではなく、スクイーズの局面を対象とした+2σタッチで買い−2σタッチで売りという順張りエントリーになります。

そして、エントリー後は価格の巡行に伴って変化するバンド幅やミッドバンドの傾きに注目しながら利益の追求を行い、ポージの局面やミッドバンドと価格の位置関係からトレンドの衰えを捉え、決済タイミングを捉えるのが正しいボリンジャーバンドの活用方法です。

同じ±2σ~±3σタッチといっても、それがスクイーズの局面なのか、ポージの局面で確認されたものなのかによって、その意味合いや後にとるべき売買戦略は大きく異なりますので、各シグナルが示す意味をよく理解したうえで活用するのが、ボリンジャーバンドで利益をモノにする秘訣です。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

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この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

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