1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 第4回 新値足 ~その1~

第4回 新値足 ~その1~

第4回 新値足 ~その1~

前回までにお届けしておりましたローソク足分析に続き、
日本発の分析指標である新値足についてお届けして参ります。

新値足という非時系列分析

新値足は、トレンド系指標の中でも非時系列分析に分類されるもので、
算出には終値が採用されます。
この考え方はどれもシンプルで、例えば上昇トレンドの局面においては、価格が以前の高値を更新した時、下落トレンドの局面においては、以前の安値を更新した時に、行を変えて新たなローソク足を形成するというものになります。

どの様な局面で陽線から陰線、または陰線から陽線へとトレンドが転換したとみなすかというと、図1の通りです。

図1

新値足

あらかじめローソク足の本数をパラメーターとして設定し(図1は3に設定)、
その本数分の値幅を逆行したらトレンドの転換とみなし、それまでとは逆方向のローソク足が追加されるという形になります。

この例では、5日目にそれ以前の3本前の安値となっていた97円を下抜けているため、陰線が引かれることになりますが、これが新値足の象徴的な売買シグナルとなります。
この例の様な陽線が連続した後の陰線であったり、逆に陰線の後に陽線が引かれた場面が基本的なエントリーポイントとなってきます。

なおベースとなる新値足には横軸(時間軸)の概念がないため、例えば図1の5日目の値幅が105円から100円までの下落で終了となった場合、ローソク足の追加はありません。
その点から新値足は小さな値動きには捉われず、大きな値動きに重点を置いているという概念がお分かりになるかと思います。

すでにお気付きかと思いますが、この指標の活用において重要になってくるのは、
転換とみなす際のローソク足の本数です。
先の例の通り、新値3本足(新値三段)が使用されるのがポピュラーではありますが、それに限ったものではなく、トレードに際して中期的な視点を置く場合は5本足、長期的な視点ならば10本足という設定もあります。

ただ、お分かりの通り、パラメーターに大きな値を採用した場合は、市場に急激な動きがあった場合などにおいて、対策を講じるまでに時間を要してしまいます。
シグナルの頻度が低いためにチャートに張り付いている必要がないという利便性はありますが、活用には注意が必要です。

実際のチャート事例

これよりチャート事例をお伝えして参りますが、このチャートに採用しておりますのは、
横軸の概念が入っている“時系列新値足”です。
通常の日足チャートに赤と青の変則的なローソク足を追記する形式となっております。
新高値や新安値がない持ち合いにおいて、ローソク足の追加がないのは同じではありますが、幅を広げる形になるのが特徴です。

図2

新値足

図3

新値足

短期の新値3本足と中期の新値5本足とを比較して分かることは、まずトレンド転換の頻度
3本足の方が当然転換の頻度が高く3回、5本足は2回となります。
特に特徴的なのは、チャートの終盤の陰線の継続。
この場面の5本足では、1つ前の陽線の価格を超えなければ上昇トレンドへの転換とはみなされないため、価格と乖離が見られても陰線が継続しているのです。
他の場面では概ね似た場面での転換が見られますが、そんな中であってもこれほどの差が生じるケースがあるということも認識して、パラメーターを決定する必要がありそうです。

時系列新値足においては、過去に短くて太いローソク足が形成されていると、多くの出来高をこなして煮詰まっている(もち合っている)重要な局面であるということが分かります。
その水準に達した時には、一筋縄で突破することは難しいという反面、その価格を抜けきることができれば、トレンドが一定期間順行するともいえる場面となってきますから、その機会を逃すことなくキャッチしたいところです。

新値足は、終値ベースとした高値と安値の更新でトレンドの転換局面を捉えていくという、いたってシンプルな分析手法であることがお分かりになったかと思いますが、
持ち合いのシーンを排除するからこそ、トレンドが順行している場面では有用な売買シグナルを発します。
日々異なる形状を描く市場に対して普遍的な視点をもってシグナルを発する新値足が、あなたのトレードをより効率的なものにしてくれることと思います。

今回は概要と活用のポイントをお伝えするに留まりましたが、次回は実際のトレードへの反映方法についての検証を含めてお伝えしたいと思います。
ぜひ併せてお読みくださいね。

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

さらに私は現在「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」というコンテンツでも、講師を務めさせていただいています。

この講座の特徴は、たった2色を見分けて相場を読み解ける点にあります。
色を見分けるだけでエントリー&決済を行うため、FX初心者でも「わずか1秒」の判断でトレードが実現できてしまうのです。
非常にシンプルかつ瞬時に判断できる内容ですので、FXをこれから学習しようという方はもちろん、毎日忙しくされている方が空いた時間にトレードをするのにも適しているでしょう。

私の持つノウハウを凝縮した「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」ですが、なんと今だけ期間限定で、無料でご覧いただくことができます。

簡単なFXの手法で今すぐ利益を上げたいとお考えの方なら、このチャンスを逃す手はありません。
FX初心者にもわかりやすくお伝えするように心がけた自慢の無料講座ですので、この機会にぜひとも受講してみてください。

1秒スキャルFX

この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

詳細プロフィールへ

KEYWORD

  1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 第4回 新値足 ~その1~

PAGETOP