1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 第5回 新値足 ~その2~

第5回 新値足 ~その2~

第5回 新値足 ~その2~

前回、新値足の基本的な概要部分をお伝えしましたが、今回はもう1歩踏み込んで解説して参りたいと思います。

少々復習になりますが、新値足というのはその名の通り、
価格が以前の高値や安値を更新した時に形成するローソク足、つまり新値のみに焦点を当てて、マーケットの方向性を見出すテクニカル指標です。
任意の本数分、終値の価格が逆行すると、トレンドの転換とみなします。

実際のチャート事例

新値足の具体的な売買のタイミングは、まず図1をご覧ください。

図1

新値足

「豪ドル/米ドル」の日足チャートに、パラメーターを3に設定して時系列新値足を表示しております。
注釈の部分がトレンドの転換を示していますので、この期間で4回の転換が見られ、その転換を売買シグナルの点灯とした場合、その後トレンドが巡行していることがお分かりになるかと思います。
対象時間軸が日足ということもあり、売買シグナルの点灯後にポジションを保有し、直近の高値(または安値)に損切りを置いて、利益を追求できたとすれば、厳密なpips幅こそ掲載いたしませんが、それ相応の利益が獲得できた局面となります。

新値足はだましに注意

この様に、毎回シグナル通りに価格が進行すれば良いですが、他の指標と同じく、新値足も当然万能なはずがありません。
図1の事例の様に、一定期間トレンドが巡行する場面では、大変有用なシグナルではありますが、そうではなく、だましが頻発することもまた事実です。
その事例が図2の「ユーロ/米ドル」の4時間足です。

図2

新値足

売買シグナルの①と②に関しては、エントリーポイントが底または天井となって、その後価格が逆行してしまっています。
また③と④においては、すぐに逆行することこそありませんでしたが、トレンドの勢いが限定的で、含み損状態を招いてしまうというだましの一種の局面となってしまいました。
この事例からお分かりになる通り、新値足を活用する際には、取引対象となる通貨ペアの特徴を理解することと、採用する時間軸、そして新値足のパラメーターを吟味して、的確に使用する必要があります。

通貨ペアとパラメーター

図3

新値足

ということで、代表的な通貨ペアとパラメーターの比較したのが図3となります。
採用する値が大きくなればなるほど、トレンドに対して敏感に反応するため、エントリーチャンスは増加します。
反対に、値が小さくなればなるほどエントリーチャンスは減少し、4ヶ月のうちでは「豪ドル/米ドル」でわずか1回あるのみです。

エントリーが増えれば、当然だましの可能性は増えてしまいますが、だからといって少なすぎるのも少々考えもの。
ですから、パラメーターの選定については、どれが良い悪いということではなく、あなた自身がどの程度の売買回数を望むか、また、どのくらいの利幅を望むのかを明確にしたうえで、トレードスタイルに合ったものを採用するのが最適だと考えます。

新値足の実践的活用法

図4

新値足

さて、では実践的な活用法についてですが、今回は新値足の最大の弱点であるだましの低減を目的に、他の指標と組み合わせた事例をご紹介したいと思います。
「ポンド/円」の4時間足、新値足のパラメーターは売買回数の多い3を採用しています。
トレンドに対して敏感なので、だましは多くなってしまいますが、それを低減するために、今回は25SMAをフィルターとして採用してみました。

価格が、25SMAよりも下を推移している時には下落トレンド、25SMAよりも上を推移している時には上昇トレンドとみなし、新値足で転換したトレンドと25SMAの示すトレンドとが一致した時にのみエントリーするとどうなるでしょうか。
【!】のマークは一致せずに様子見、【✔】のマークは一致しているのでエントリーということになりますが、いかがでしょう。
かなりの割合でだましを低減できているのがお分かりになることと思います。
こちらの事例は、約1ヶ月間を追ったものとなりますが、その期間なかなか有効的に機能していますよね。
この様に、単体では不安要素が残っていても、その部分を別の手法で補ってあげることで、機能性を高めることができます。

今回は25SMAを採用したシンプルな事例をご紹介しましたが、併用できるものはこれに限ったことではありません。
ご自身が普段から愛用しているインジケーターに新値足をプラスして、その組み合わせが有効かどうか、ご自身で精査して使用することも、トレーダーとしての肥やしになるのではないでしょうか。
それでは、今後もさらなる知識の増幅と技術の向上に努めて参りましょう!

最後にあなたへのメッセージ

今回の内容はいかがでしょうか。

投資で成功するためには、日々の継続学習が重要であることはいうまでもありません。
継続して学習することによって、投資家としての視野が広がり、あなたの確かなトレードスキルも確立されていくのです。

この点は、クロスリテイリングさんでもこれまでお伝えしていることですね。
私自身、そうしたクロスリテイリングさんの掲げる理念や目標と共感していると感じたからこそ、こうして記事を掲載させてもらっています。

ぜひ日頃のFXの学習を積み重ねるひとつとして、私の記事もあなたの糧となれば幸いです。

さらに私は現在「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」というコンテンツでも、講師を務めさせていただいています。

この講座の特徴は、たった2色を見分けて相場を読み解ける点にあります。
色を見分けるだけでエントリー&決済を行うため、FX初心者でも「わずか1秒」の判断でトレードが実現できてしまうのです。
非常にシンプルかつ瞬時に判断できる内容ですので、FXをこれから学習しようという方はもちろん、毎日忙しくされている方が空いた時間にトレードをするのにも適しているでしょう。

私の持つノウハウを凝縮した「1秒スキャルFX 無料オンラインレッスン」ですが、なんと今だけ期間限定で、無料でご覧いただくことができます。

簡単なFXの手法で今すぐ利益を上げたいとお考えの方なら、このチャンスを逃す手はありません。
FX初心者にもわかりやすくお伝えするように心がけた自慢の無料講座ですので、この機会にぜひとも受講してみてください。

1秒スキャルFX

この記事を書いた人のプロフィール

maxiwamoto

マックス岩本

日本屈指の安定した成績を誇るトレーダー。また、FXのトレーダーとしてだけではなく、王道のデイトレードを教えるFXのプロコーチとしても活躍中。再現性が高く、初心者でもスムーズに取り組める「王道のデイトレロジック」を教えられる数少ない教育者。

詳細プロフィールへ

KEYWORD

  1. とうし科!!のホーム
  2. プロトレーダーズレポート
  3. 第5回 新値足 ~その2~

PAGETOP