あなたの可能性を最大限に広げる効率的な資産運用とは│アジア投資の鬼才!JACK佐々木が語る資産保全の極意

あなたの可能性を最大限に広げる効率的な資産運用とは

この記事では、比較的実践している方が多い投資プランや金融商品についてご紹介していきたいと思います。

ただし、コンプライアンスの問題で商品名はお伝えできません。
その点はご了承ください。

まずは投資・運用のスタンスについてお話しましょう。
ここには大きく分けて5つの方法があります。

自分に合った投資方法を知ろう

自分に合った投資方法を知ろう

①期間の分散

毎月、毎年、3年、5年、10年、20年などといった期間に分散を考えます。
短期・中期・長期といった、使うタイミングに合わせた運用期間を考慮するかたちですね。

②通貨の分散

円・ドル・ユーロ・オーストラリアドルなどの通貨に分散していきます。

分散する先を選ぶ際には、ドル・ユーロ・ポンド・オーストラリアドルなどの安定性のあるもの、そしてアジア通貨などの成長性のあるものを考慮します。
最近ではここにビットコインに代表される暗号通貨も入ってきますね。

③マーケットの分散

株式・債券・不動産・商品などマーケットにもいくつもの種類があります。
オフショアファンド・海外ファンド・事業投資・不動産・リゾート投資など目的に応じて、ポートフォリオを構成し、相関性のない商品構成を組むことで、市場の動きに一喜一憂しない状態にします。

④アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど運用国の分散

「実際に運用される国は経済が伸びているか?」
「成長分野の産業があるか?」
「税体系がどうなっているか?」

などなど国により政策も違えば、力を入れている分野も異なります。
そんなところも重要なポイントになるわけです。

⑤ロングステイ・将来の居住地としての分散

最後の5つ目は、ロングステイの候補地など、将来の居住地としての分散です。
生活費の安いアジア地域でのメイドサービスを利用しながらの、質の向上を図れる生活も目指せるでしょう。

これは、ご自身の分散したい通貨や国を選択するときに重要なポイントになります。
為替の影響を受けないようにするためにも、候補地として考えておくと自分の中での指標が作りやすくなりますね。

そういったことも踏まえながら、みなさんが実践しているメインの分散方法をご紹介していきたいと思います。

効率的に資産運用するための分散方法とは

効率的に資産運用するための分散方法とは

分散投資の積立型ファンド

このとある会社の設立は1978年ですが、グループのもとになる会社は1832年に創立されている歴史のある会社です。

現在は英国、マン島、ガーンジー島、香港をベースとしています。
主な事務管理業務、資産運用管理は英国領マン島で行っています。
※積立型ファンドは新しいものもリリースされているので、最新の情報から選択することをお勧めします。

この会社が行っている積立運用プランとしては、通常大口でしか受付を行わない世界トップクラスのファンドに、月々250USドルからの小口での積み立てによる投資が可能です。

マン島オフショア金融センターを通じて、世界トップ24の投資会社が運用する200種類以上のファンドにアクセスできるようになり、これまで大口でしか投資できなかった優秀なファンドにも投資が可能です。

マン島では、元本の90%を保証しており、小口での海外投資をご希望の方や、老後資金・教育資金の積み立てを検討されている方には最適なファンドであるといえます。

市場の変化に対応しやすく、200種類以上のファンドには、BRICs諸国や不動産、地域、業種などで切り分けられたファンドが存在し、その中から最大10種類を選ぶことができます。

これにより、株式・債権・不動産・商品など市場リスクの相関関係をなくすことが可能ですし、10種類のうち、3つほどマイナスの成績が出たとしても、他の残りの商品を合わせるとトータルでプラスなるということも可能になります。

支払方法は、VISA、またはMasterのクレジットカードからの引き落とし。または、海外の銀行からの引き落としとなります。
クレジットカードの支払いでは、運用しているのにポイントも貯まっていくというオマケもついてきます。

この運用手法がドルコスト平均法と呼ばれるもので、大きな資産、例えば250,000ドル(分かりやすく、2,500万円とします)ほど資金を持っていても、はじめの一歩として一括で運用するのは非常に怖いものです。もしかしたら、成績が一気に下がるかもしれない・・・。

こんなときに投資のタイミングも分散すると安心できます。
60ヶ月(5年)×月額4000ドル と投資のタイミングを分散していくことで、為替とファンドの成績の上下動のリスクを分散しながら積み立てしていきます。

日本の銀行で同じように毎月積立の定期預金をする場合と比較してもらえたら分かりやすいですね。

しかし資産を運用していくと、相続税に関する問題がでてきますよね。

そこでPPBという、税金関係をシンプルにしてくれる口座をご紹介したいと思います。

PPBはPrivate Portfolio Bondの略称であり、日本の証券会社が提供しているラップ口座と似た機能があります。

ラップ口座とは、ラップする(包む)という意味で、資産運用に関するあらゆるサービスを包括した総合口座です。
通常、有価証券の売買、保管などを行うと、個々に手数料が課されますが、ラップ口座は資産残高に応じ手数料が掛かります。

PPB口座内には、一定の基準を満たした世界中の株式、債券、ミューチャルファンド、ヘッジファンド、現金を保有できます。

数種の投資商品を1つの口座で管理することにより、事務手続きが簡素化する上、ポートフォリオ・ボンドという1つの口座から、分散投資を行うことが可能になるのです。
また、口座内に保有している資産が、1つのレポートとして発行されるので、資産運用の管理がしやすいというメリットがあります。

このPPBは、格付けのしっかりした金融機関を通すため、高い安全性が提供されています。
さらに、登記地の政府により契約者保護口座内の保有資産全体の最高90%まで保証するというPPBもあります。

この商品の運営管理会社は、1832年に設立され、約200億USドルの資産を世界各国の市場で運用しています。
英国トップランキングの保険会社で、S&P で【A+】、Moody’s で【A2】と格付けされているグローバルカンパニーです。
ロンドン証券取引所へ上場しており、FTSE100銘柄のひとつです。

資産運用会社として25年以上の実績があり、英国ガンジー諸島、マン島に本部を持ち、香港とドバイにオフィスを構えています。

なかなか理解が難しい仕組みではありますが、5,000万円以上の現金がある方にとってはかなり有益な情報であるといえます。

PPBのメリットをいくつか列挙してみましょう。

PPBのメリット

(1)ファンド購入手数料のディスカウント

ファンドの購入は個人でなく、運営会社を通じて行うため、ボリュームメリットとしてディスカウントをそのまま受けることが可能です。
(例)某ファンド 初期手数料:5%→0~2%

(2)ファンド購入最低投資金額の低下

運営会社が既に取引のあるファンドに関しては、通常の最低投資金額より低い金額での投資が可能となります。
(例)某ファンド 最低投資額:USD50,000~→USD10,000~

(3) 複数のファンド購入・売却手続きの簡素化と運用評価の一括管理

この口座を開設しておけば、その後のファンド購入は簡単な手続きで行うことができます。
複数のファンドの運用評価も1つの報告書にまとめられ、評価通貨も統一されます。

(4)相続処理

万が一の場合、運営会社との手続きだけで、全てのファンドとの手続きを自動的に行うことができます。
また、契約中に信託設定をすれば、相続配分を事前に決めておくことも可能です。

さらに、共同名義人の追加や受益証券毎に最高6名までの名義人を設けることもできます。

(5)税の繰り延べ効果

ファンドの売買を繰り返しても、この口座に資金を保有している間は、手元に資金を戻して決済していませんから、納税の対象になりません。
それぞれのファンドの売買は、運営会社名義で行われます。

つまり、投資家はこのPPBに投資をしており、それを解約しない限り利益確定をしていないことになります。

これにより、売却ごとに支払う税金が不要となった分、次の投資に回す元本が増えます。
また、解約後に税金を支払うことになるため、全売買をまとめての損益通算ができ節税も可能となります。

まとめ

オフショアファンドは、それぞれに登記されている国や地域が異なることがほとんどです。

万が一、名義人が死亡した場合などは、それぞれのファンドが登記されている国の法律に基づいて、名義人の死亡を証明し、時には法定相続人の立証を行わなくてはなりませ
ん。

直接投資型のファンドを複数保有している場合、それらを全て行うことは大変です。
住所変更などに関しても、ファンド会社毎に異なる変更届書を作成し手続きを行う必要があります。

一方でオフショアPPBでは、ファンドの名義人は投資家(お客様)ではなく、管理会社になるために、全ての手続きは PPB管理会社に対して一度行うだけで全て完了します。
資産の継承もスムーズに行うことが可能です。

次回の記事でも効率的に資産を運用していく情報をお届けしますので、楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

JACK佐々木 アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編