トレードの考え方Vol.87
皆様こんにちは。
寒さが一段と厳しく感じられるようになっていくのかなぁと思う今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、東京の1月1日~1月21日では「昨年」と「今年」どちらが寒いでしょうか?
答えは、平均して今年のほうが寒いです。
昨年の平均最高気温: 10.57℃
昨年の平均最低気温: 1.57℃
今年の平均最高気温: 10.18℃
今年の平均最低気温: 1.33℃
体感的な寒さはそんなに変わらなくても、数値では多少の変化があります。
感覚ではなく、具体的な数値で分析する、これは日々のトレード活動に通ずる部分でもありますね。
天気予報は、人がコントロールすることのできない自然現象を予報しなくてはなりませんが、どうやって導き出しているのでしょうか?
これは、大気などの変動を表す流体力学や熱力学の方程式から、スーパーコンピュータを用いて数値計算することで、将来の天候の状態を予測しています。
それから、複数の予報を行ってその結果を統計的に処理する、アンサンブル予報という手法を用いて不確定さも考慮しているそうです。
これって、トレードをする考え方と一緒では?!
そうです。トレードの考え方は多種多様ですが、トレードも天気予報に近い考え方を用いるべきだと、個人的には思います。
どちらも、
どのように天気を予測するのか?=トレードでどのように考えるべきか?
という視点で課題に対峙し、過去データを中心に判断を下すので、あくまでも根拠に基づいた統計学で成り立っています。
ここで、毎度お伝えしている「検証をする」ことの重要性を再認識できます。
数値分析で相場を捉えれば、よくありがちな「ルール通りにトレードできない」という問題も払拭できるようになりますし、気概も一段と深まります。
感覚で行うトレードの場合
・損切りできない
・利益勘定に走る
・時間軸の変更
・自己満に陥る
・歪んだ勝ち方をしてしまう
具体的な数値で相場を捉えるトレードの場合
・値動きの希望と正当化を排除できる
・転んでも起き上がるための過程材料を得られる
・明確な根拠でトレードができる
・資金管理に役立つ
・理論、理屈から理解への「なぜ」ではなく「何」に変わる
このように、ロジック・環境・タイミングを把握して適切に行動できるようになるのです。
天気もトレードも、未来を100%の確率で予知することはできません。
検証による傾向分析から根拠のあるトレードを意識して、毎回勝つことを目的とするのではなく、複数回のトレードでプラスになる確率論のレベルアップを目的とすることで、利益向上へと繋がります。
直近のファンダメンタルズについて
米政府機関の一部閉鎖が長期化の様相となり、米ドルの上値は限定的か?
米祝日明けからどんな動きに転じていくのか?
といったことを月末も考慮しながら、しばらくは慎重に推移させていくように守備形態を再考慮して次月への準備にも取り掛かります。
その中で、トランプ大統領の発言にも要警戒です。
それから、日銀金融政策決定会合と黒田総裁会見、欧州中銀政策金利とドラギ総裁会見、
この辺りがメインイベントだと思いますが、大きな動きがあるのか?
もちろん、注目はしておりますが、影響度は低いかなと思います。
また、スイスでは世界経済フォーラム年次総会である、ダボス会議が開かれています。
昨年のダボス会議にはトランプ大統領も参加していましたが、今年は政府機関の閉鎖に伴う理由で不参加です。
会議でのニュースや要人発言によって相場へ影響する可能性が無いとは限らないので、急な変動には要注意です。
ブレクジット関係では、先行き不透明感が高まっているのは確かで、どのような結論へと導いていくのでしょうか?
2回目の国民投票は無くなりそうですが、下院では29日に代替案の採決を行う予定。
メイ首相は代替え案の変更点をほとんど明らかにしていないので何とも言えず、協定に反対する議員らは離脱協定以外の選択肢を押し通すため、修正案を議会に提出する予定。
どの修正案を投票にかけるかは、下院議長によって判断が下されますが、まだまだハッキリと分からないのでどちらに進んでいくのか、予断を許さない展開だけに、注視していきます。
2月への準備
昨年の2月はクロス円が暴落しましたが、今年はどうなるでしょうか?
1月の推移を見越してブレイクポイントを探っていこうと思います。
一定方向へ流れる傾向が強い月ではありますが、前半戦と後半戦でトレンドの転換も多様に見受けられます。
ヘッジファンドの4半期決算を見越した利確でポジション修正、金融政策の修正転換などもあるかもしれないので、波乱を含んで考慮していく必要があります。
攻撃と守備のバランスをしっかりと整えて臨むことに集中します。
上昇でも下降でも流れに沿うブレイクを中心に仕掛けていければと考えます。
その際に大事なのは、利益の取り方です。
利を伸ばせるか、それとも待つ時間なのかを十分に考慮しましょう。
それを推し量るためには、具体的な数値で捉える必要があるので、チャートの黄色線やピンク線のように統計的な視点で値動きを考慮して決済ポイントを探っていきます。
もちろん、損失はなるべく小さくなるように値動きを考慮しております。
行動・検証・失敗・学ぶ・継続を心に留め、絶対に絶対に諦めない。
意気自如で相場と向き合い、意気軒昂で心と向き合う。
冷静と情熱を忘れぬように一緒に頑張っていきましょう。
それでは「一行三昧」(1つの修行法を一心に励むこと)ということで、また次回よろしくお願い致します。
TAMURAより
最後にあなたへのメッセージ
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
投資は少し学んだ程度ではなかなか身につかないのが難しいところです。
あれっ? こういう相場はどう判断したらいいんだろう?
あれっ? あの時学んだのと違う動き方をしているぞ?
そういった経験は、特にFX初心者であれば一度はあるでしょう。
だからこそ、プロであっても日々の学習を怠ることができないわけです。
実際に私も、今でも学習や分析を行いながら、常に変化する相場を判断するようにしています。
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それは私だけでなく、クロスリテイリングさんでもお伝えしている投資家として大切な考え方となります。今だけでなく、中長期的に稼げるトレーダーというのは、やはり学習がなにより大切なものになるんですね。
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